幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

歩みをとめずに

目指す場所まではまだ遠く感じる


代わり映えのしない毎日

なかなか変えられない習慣


足を引っ張るもの


まだ手にしていない何かがあったり

進む先が不確かなもののように思えたり

欲しかったものが手のひらからすり抜けていくように感じたり

小さな失望を幾度もおぼえる


でも歩みはとめない


かならずたどり着いてみせるんだ


余分なものを一つ一つ取り除き

役目の終わったものを

手放しながら

いま、本当に必要なものだけを携えて

前を向いて進む


かならず

たどり着いてみせる


少しずつでも

一歩ずつでも

それでもいいから

自分を変えていく


脱皮を繰り返し


さなぎから蝶へ


ほんとうの

なりたい自分へ変えていく


そのとき、そのときで

何が必要かを見極めながら


そこへ

その世界へ

自分をかならず連れていってみせる


たどり着いてみせる


自分を変えられるのは

他の誰かではない


この自分だけが

自分自身を変えることができる


変わることを恐れないで


変わっていくことをためらわないで


昔にこだわらないで


すがりつかないで


幸せになること

幸せへ向かっていくことを

後回しにしないで


そのために

変えられること

正すこと

出来ることは

後からではなく

今からやろう


悪い習慣を断ち切ろう

足を引っ張る考え方を修正して


繰り返す同じ過ちと

いま、ここで決別して


変えよう


変えていこう


一つ一つ


1日でも早く

幸せになるために


なりたい自分になるために


決心する


そう心に決めたとき


神様はかならず

手を貸してくれる

風通しよく

いつも心の風通しをよくしておく

流れるように

何かに任せるように


生きていると

暮らしていると

とかく心は何かに囚われる


叶わないことや

何かを失いやしないかという執着

そして心配

そのとき、そのときで心のなかに生まれる膠着した思い


それらを全部はずして

ロックしていた心の動きを

柔らかく柔軟にする


すると

様々な恵みや恩恵が

春の爽やかな風のごとく

この身に舞い込む


いま、何か哀しいことがあっても

いま、何かが思い通りにいかなくても

何かが叶わなくてヤキモキしたとしても


もう、それらを追いかけず

そのなかに埋もれることをやめて

目の前の清々しい空気を吸い込んでみよう


固く握りしめていた何かを一つ一つ解き放していく


「いま、叶わないこと」を追いかけない


やがてやってくる別な素敵なもののために


訪れる新しい機会

新しい恵み

それらのために

心のスペースを空けておくのだ


心のなかに溜め込んだ

余分なものをぜんぶ捨てて

いつも心を軽くしておこう


もう

苦しむことは終わりにして

今あるこの道を

諦めなければ

たどり着ける

いま、ここにある道を

自分がこの足で立っている

目の前に伸びるこの道を


たとえ

これで良いのか、正しいのか

それがわからないときがあっても

ただひたすらに信じて

進み続けていけば

この道が

まっすぐ行きたいところへと繋がっていたことに後になって気づくだろう


わからなくて

立ち止まりたくなっても

否定して引き返したくなっても


進もう


やがて

その暗かった道に

光が射し込み

周りが開けてくるだろう


道筋で出会うものや

自分の気持ちに

抗わずに

受け止めて、認めて

受け流して

ただひたすら

前へと進んでいこう


誰かが手招きしている


迷わずにこの道を進んでおいで、と告げている


ひとつ言えることは

誰かの道と自分の道を

比べる必要はないのだということ


他をみて

比べて

否定したくなったり、迷いそうになっても

それはそれでいい


ひたすらに

与えられているこの道を進むのだ


抗わずに進めば

光が差し込んでくる


否定せず

受け止めれば受け止めるほど


どんどん

どんどん

この道に光が差し込んで

向かう先は眩い明るさに満ちていくだろう


そうしたら

もう不安になり、迷うことはなくなっていくだろう


すべては神様の手のなかに

あるのだから