幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

人として生きること

美月

人生のなかには

こんなこと経験しなくてもと思うことや

遠回りをすることがある


決してそんなことをしたくてするわけでない


細心の注意をはらい

そのときのベストを尽くしたとしてもである


よかれと思ってやったこと


リスクを避けようと

先回りをしてやったことでさえ


それが思うようにならなかったり


思わぬ損失を招いたり


そんなときは

やりきれない気持ちになるものだ


そこで

なにもかも終わってしまったり

とまってしまったように思うだろう


あのとき

こうしていれば


あのとき

もっとわかっていれば


己を責めても責めきれない


人生は

そんな完璧をめざすと

苦しいのだ


完璧に計画して


完璧にリスクを避けて


よかれと思って、行い


よかれと思って、誰かに伝えたことも


思わぬ結果を招いたりすることもある


人生は

完璧をめざそうと

固執すればするほど

苦しいものになる


コントロールしようと

すればするほど

苦しいものになる


人生には辿るべき道筋がある


それは

なにかに気づくことや

なにかを経験して得ることのために

辿る道筋


じつは

起きたことに

「失敗」も「成功」もない


ただ確実にいえることは


いつでも

ベストを尽くしていたということ


いつでも

そのときできる精一杯をやり遂げていたのだ

ということ


いつもそのときは一生懸命


いつもそのときは心を注いでいた


どんな「失敗」も


どんな「落ち度」も


これも人生で辿る道


これも経験


そして

どんな「失敗」も

すべては良いことにかわる


すべては良いことにかわっていくための道の途中にある


人生はトライ&エラー


日々の小さなことも

トライ&エラー


費やした時間

エネルギー

持っていたものを無駄にしてしまうようなこともある


ゼロになって

振り出しに戻るようなこともあるだろう


誰もが

ショートカットで

最短で

ゴールへ行きたい


なのに、回り道をすることもある


これも経験


私たちは


AIのように

完璧にこなし


完璧に予測して

そしてすばやく

ものごとを処理することは

ときに難しい


私たちはAIに生まれたのではなく

人間に生まれたのだ


だから

人間として生きればいい


人間として生きることは

トライ&エラー


「失敗」を「失敗」ととらえずに


「エラー』する己も

なにかを速くこなせない

「遅い」己も

恥じることではない


回り道をして

トライ&エラーを続けながら


そしてゆっくりと


己のペースで生きていくことこそが


人間としての

完璧な人生なのだ


これからの新しい地図

美月

古い地図を

いつまでも手に握りしめていないだろうか


それは

もう自分をどこへも連れて行ってくれないだろう


終わってしまったこと


過ぎ去っていった日々


立ち去っていった人たち


頑張っても報われなかった数々のこと


それらを追いかけても

もう戻っては来ない


今まであたりまえのように見ていた世界が

突如崩れ落ちていったとき


そこへの道しるべを示していた地図はもう機能しない


今までと同じ古い地図に従って

なにかが見つかるような気がして

探しにいっても

行き止まりになるだけなのだ


そんなときは

もう何もかも終わり

何もかも止まってしまった感覚になるだろう


ここからどう歩いていってよいかわからない


ここからなにを力にして生きていけばいいのかわからない


今まで慣れ親しんだものが

離れていったとき


そこから離れざるを得なくなったとき


しばし途方に暮れるだろう


別れや喪失


人生には

それらが突如現れる


もう終わった


そんなふうに感じることもあるだろう


しかし

それは終わりに見えて終わりではなく


終わりはつぎへの始まり


だから、しずかに「始まり」を待つのだ


いまは、始まりを告げる夜明けのとき


ここから必要なのは

自分を新たに導いてくれる「新しい地図」なのだ


今の自分にふさわしい

新しい地図


新しい道しるべ


それを得るには

まずは自分を整えること


自分を整えるとは


無理や我慢をしない


人の目を気にしない


人のために犠牲になりすぎない


自分だけの好きを尊重する


それら、自分の心地よさを大切にして

ものごとを選択していくこと


新しい地図は

外へ探しにいっても見つからない


新しい地図は

正しそうなことを言う人に聞いてもわからない


誰かの話がヒントになることはあっても


ほんとうに自分を導いてくれる新しい地図は

じつは、自分のなかに生まれてくるものだ


自分を整えていったとき


その地図は

自分のなかに浮かび上がるだろう


自分のなかで気づくだろう


いまの不透明さを恐れなくていい


新しい地図、新しい道しるべの答えは

自分のなかにあり


自分を整えるにつれて

おのずと輪郭が浮かび上がるだろう


落ち着いて


ゆっくりと

自分を整えていけば


自分の進む道

自分が選ぶこと

自分への道しるべが

誰に聞かずともわかってくる


それは

腑に落ちるように

わかるだろう


そして

自分はこれをずっと探していた


そう思うのかもしれない


新しい地図


それは新しい生き方


新しい価値観


新しいプライオリティ


それらは

今まで以上に

私たちを生き生きとした

生命力で溢れさせ


今まで経験したことのない

楽しい光に満ちた人生へといざなうだろう

孤独でも寂しくはない

美月

人生のなかで

孤独を感じてしまうときはある


周りに味方が誰もいないように感じるとき


周りに人はいるのに

自分はそこに馴染んでいない


自分だけが

そこから浮いてるように感じるとき


誰かと一緒にいても


大勢の人たちと共にいたとしても


寂しさの穴が埋まらないときもある


寂しさを

誰かの存在や愛で

どうしても埋められないとき


救われない気持ちになる


しかし

身近なところに

「友だち」はいる


それは

この地球の至るところにある自然の存在だ


花や木や植物の姿、自然の景色を見て

私たちは心をなごませ

こじれたなにかを

解き放つことができる


そこへ出かけて

自然に触れることによって


私たちは

心や身体の揺らぎが整って

いつのまにか癒されていることがある


私たちは

桜の季節に

花たちに会いに行きたくなるのは


花たちの姿やかたちの美しさを見て

感動したいからだけではない


花が持つ癒しの力

花や植物たちが

私たちの気持ちに共感するエネルギーの力


私たちの揺らぎを

そっと吸収して

元に戻してくれるエネルギーの力を

知っているからだ


花は


木は


植物は


自然は


人のように言葉は持たなくても

いつも私たちに寄り添う


いつでも

私たちを整える力を持っていて

まるで

旧知の友のように

私たちを丸ごと

受け入れてくれる準備が

彼らにはある


自然でやわらかく

やさしく


私たちを否定することなく

母のように

受け止めてくれる


私たちから

何かを奪ったりすることもない


辛さを抱え

行き場を失い

困り果てた人間を

やさしく包み込み


ちゃんと活力が戻るように

整えてくれる


淋しさが人によって

埋まらないとき


人から愛を得られずに

孤独を感じてしまうとき


どうしようもなく

自分自身を持て余してしまうとき


花たちに会いに行こう


自然の懐へ包まれに行こう


彼らは私たちを

受け止める準備がある


人知れず抱えてる

淋しさや悲しさ、そして苦しみ

心の揺らぎを

そっと整えてくれることだろう


もし

さみしさを埋めるものなんて

なにひとつないと

感じるときがあっても


そんな私たちを

花や木々たちが

遠くからそっと

見てくれているかもしれない


彼らは敏感であり

私たちの不調を感じ取り

癒す力を持っている


彼らは決して

私たちの心に対して

邪魔をせず

干渉もしない


私たちは

「一人きりだ」と感じてしまうことはあっても

ほんとうに一人きりになってしまうことはない


「孤独だ」と感じて

悲観してしまうことが

なんの救いも得られないような気持ちになり


私たちのエネルギーを曇らせてしまい


前に進む力も


幸せになれる力も


何もかもを奪ってしまう


そんなときこそ


ほんとうは

孤独ではないこと


ほんとうは

一人きりなんかではないことを

思い出してみるといい


孤独を感じてしまう気持ちが

すこしでも

癒されはじめたとき


孤独ではないんだと気づいたとき


それ以上、深い闇に堕ちていくことはない


孤独を感じてしまうことは

辛く怖いことだ


しかし

私たちはほんとうは孤独ではない


さみしくて信じられないときがあったとしても


花や自然

それら私たちを守る力のシールドにより

闇へ堕ちていくことなく

幸せへ向かうための歩みを

正していくことができる


大丈夫だ


私たちは

目に見えないけれど

確実に

やさしいネットワークで守られている


この地球にいる私たちは

いつでもそんな愛に守られているのだから