幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

「正しさ」か「やさしさ」か

私たちは日々、様々なことを選択して

そのときそのときを費やし

山や谷を乗り越え

人生を歩みつづける


さまざまな場面で

どう行動するか

なにを選ぶかというときに


自分はいつも何を基準にしてきたのかを

自分の心に聴いてみる


そうすると

ことあるごとに

「正しさ」をものさしにして

物事を選んだり

行動を選んだりしてきたことが多い


それは多くの人が

やっていることかもしれない


「正しさ」とは

世間一般的に認められている

正しい考えや常識だったり


こうするのが効率がいいとか

得をするとかといった「正しさ」


自分の判断で

ものごとをジャッジする「正しさ」


正しさでもって

行動したり

ものごとを選んだときは

安心はするけれど


その代わりに

何かを抑えつけたり

何かを見ないようにしたり


実はほんとうはツラいのだということを

我慢していたりするのだ


正しさを選んだときは

それが正解であって

誰にも迷惑がかからず良いことであって

そうすべきなのだと思っている


なのに

そうすることによって

何か腑に落ちない思いを

心に隠していたり

本音を押し殺してしまっていたり


それを続けているうちに

自分でも意識しないうちに

疲れがたまっていたり

抑圧されたものがどんどん

心と体に溜まっていったりするのだ


「正しさ」は

誰かの機嫌を気にすることだったり

常識を最優先にすることだったりする


しかし

私たちはいつもそういった

理性的な「正しさ」を選ばなければならないロボットではない


その証拠に


「正しさ」を選びつづけた先に

疲れ果てて泣いている

本当の自分がいたりするのだ


心と体が音を上げて

声にならない声をあげて

訴えている


『ほんとうは

そうしたいわけじゃない』


『ほんとうは自分の本音を叶えたい、優先させたい』のだと



いま

私たちがすべきことは

「やさしさ」で選ぶこと


もっと

自分の本音を聴いて


我慢しないで


誰かの顔色ばかり気にしないで


休みたいときは

休んだり


断りたいときは

断ったり


やりたいことがあったら

それを優先したり


「すべきこと」よりも

「したいことをする」時間の方を増やしたり


ありのままをゆるしてあげること


もっともっと

自分にやさしくなっていい


理由のわからない不調や

心の行き詰まりは

「正しさ」ばかりを優先してきた結果かもしれない


もっと

自分にやさしくなることで

それらは

解放、そして回復へと向かっていく


だからもう

「正しさ」ばかりで

自分を縛らなくていいい


もっと

ペースを落としてもいいのだ


たとえ

「計画通り」にいかなくても

それはそれでいいことを認める


そして


がんじがらめになった

心と体を

やさしさで溶かしていくのだ


自分で自分に

やさしい言葉をかけてみよう


正しさが人生のすべてではない


もし

いままで

正しさでものごとを

選び続けてきて辛いのなら


これからは

「正しさ」よりも

「やさしさ」で

ものごとを選ぶことを増やしていこう


たとえ

進むのが遅くてもいいから


効率がわるくてもいいから

 

思うように進まなくてもいいから


「効率」ばかりを追いかける

ロボットにならなくていい


歩みの遅い回り道であっても

それが私たちのたどるべき人生の道筋であったりする


回り道のように思える

その時どきで

何かを知る必要があるからだ