これからは

自分にやさしく生きていくのがいい

誰もがそうすればいい

わたしたちをいつも

包み、育んでくれる

自然によりそいながら、暮らす

なににも抗わず

なにも抑えつけず

身体にやさしい食べ物を食べて

身体に心地良い

自然の素材でつくられた

衣服を身に着けて

自然のリズムに沿って

やさしく暮らす　

自分に寄り添い

そして

この自分を生かす自然に寄り添う

人と理解しあって

おだやかに

笑顔ですごす

自然のリズムから脱して

ないがしろにして

置き去りにして

なにかを思い通りに

コントロールしようとしたときから

いろいろなことが

うまくいかなくなっていった

笑顔がきえて

不安、焦り

わけのわからない規律が

心を支配しはじめて

心が健やかさを失っていった

ながれから

どんどん、反れて

ずれていった

それなのに

どこまでも

コントロールしようと

躍起になって

来る日も来る日も

そっちに進み続けていた

大切なことを

見てみぬふりをして

大切なことを

置き去りにして

たたかって

反目しあって

線を引いて

遠ざけ合う

でも

あるとき

気が付かされる

それでは

心地よく生きていくことはできないのだと

自然に生かされているのだから

自然に沿って、生きるのが人にとって

いちばん自然体なのだ

抗わず

たたかわず

争わず

思い通りにしようとせず

寄り添って

共に、理解しあって

自分にやさしく

人にやさしく

いま、ここで

この星で生きているすべてにやさしく