幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

たとえ今出来なくても

たとえ今出来ないことがあっても

自信がなくても

悲観しない


経験したことがないから


不得意なことだから


失敗を恐れているから


そう思って

今の今まで「出来ないこと」はたくさんあって


自信をなくす


恐れのために

必死に自分を守り

変化を拒み

挑戦を拒み

可能性を閉ざしてきた


安全な場所に身を潜め

自信がないまま

何かをごまかしている


何かに向き合おうとしていない


自分のなかに

変化や新しさを呼び込むことを避けてきた


「今までのやり方」が馴染んでるから

「今までの場所」が心地いいから


楽だから


でもわたしの心は言うのだ


感じているのだ


そのままでいいの?


眠っている力を知りたくない?


たくさんの眠っている力を

表に出してみたくない?


もっと人生を

楽しく充実したものに

変えてみたくない?


変化しないでいることのほうが

恐るべきことなのだ


いけないことなのだ


このままでは

いけないことなのだ


「馴染みの場所」に止まり続けても

「馴染みのやり方」をやり続けても

何一つ変わってはいかない


自信も生まれない


新しい世界へと挑んでいくことは

勇気がいること


今は出来ていない

今すぐは出来ない


だけど

自分を信じて


自分の力をただ無条件に信じて


挑戦を続けていけば


「出来ないこと」は

「出来ること」へと変わっていくのだ


たとえ、いまここでは出来ていなくても

今日も挑み続け

明日も挑み続けていけば


「出来る状態」へ

少しずつ、一歩ずつ近づいていく


悲観しなくていい


挑戦しつづければ

変わっていく


かならず

変わる


今日、出来ていないことは問題ではない

挑戦をし

行動を起こし

続けていくことにより

明日は「出来る状態」へと

さらに近づいていけるからだ


そうやって

「出来ること」は増えていく


わたしのなかの眠っているたくさんの才能は表に表れていく


わたしは

変われる


なりたい人間に


きっと

変わっていける


変わっていくことを

楽しもう


新しい自分 に変わっていくことをワクワクしながら

楽しもう

それでいい

「完璧」であることが正しいことではない

「完璧」な状態であることが理想なのではない

完璧さを求めれば求めればほど、自分を追い詰め、苦しめることになる


完璧であることを目指すのではない


何を知らなければいけなくて

今、ここに生きるのか


何を学ばなくてはならなくて

今、ここにあるのか


完璧さを求め続け

追いかけ続けても

答えなどまったく出ないことに気付く


心が窮屈なままで

自分を愛することはできない


自分を信頼することはできない


完璧なんて目指さなくていい


完璧に理想的であることにこだわるから

苦しみが生まれるのだ


「限界」を感じるのだ


完璧という幻を追い続けるのではなくて


心のなかに愛を灯すことに目を向けよう


私たちはいまここで

愛を学んでいるのだから


愛とは許すこと


愛とは

自分を

誰かを

許すこと


認めてあげること


理解すること


手をつなぐこと


完璧でなくても

手をつなぎ

助け合い

補い合うこと


たとえ自分ひとりでは

何かが足りなかったとしても


寄り添い合い

補い合うこと


そこに生まれるのは

お互いに向け合う愛


それを見つけるために

いま、ここで生きている


完璧でなくてもいい


至らなくてもいい


ダメなときがあってもいい


それでも

前向きであろうとすること


たとえ後ろ向きになることがあっても

否定的な思いが心のなかに広がって

心がかき乱されることがあっても


前向きであろうとすること


失敗しても

転んでも


起き上がってまた前を向いて

歩き出そうと思い直すこと


その気持ちを取り戻すこと


その境地に立ち返ること


そこに戻っていくこと


それでいい


それでいいんだ

かけがえのない出会い

もっと愛をうまく伝えられたら

いくらでも繋ぎ止めておける関係があったかもしれない

これまでも


でも人との出会いは運命によって決められているのだろう


誰といつ、どんなタイミングで出会って

どれだけ一緒の時間を過ごすのかを


一緒に過ごして

笑ったり、泣いたり、怒ったり

1人きりでは味わえない

様々な豊かな感情を経験するのだ


その人と、その人たちと出会う意味がある


たとえ、いさかいのみで終わる関係だとしても

何がよくて、何が悪いのかを学ぶためのものだったり

だから、その人と過ごすことによって

どんな感情を経験するとしても

学ぶための意味のあることなのかもしれない


どんな出会いも

学んで、そして

時が来たら

離ればなれになることもあるのだろう


いま、また一つのかけがえのない出会いを経験した


それは

次のステップに進むために

欠かせない出会いであることを知った


限られた約束の時間のなかで

お互い影響を受け合い

楽しく、有意義な時間を過ごすことができた


この人たちに出会うまでは

ずっと、ぽっかりと空いた心の穴を

しばらくの間、塞ぐことができなかった


何をしても、塞ぎきれなかった


それを

この人たちは塞いでくれたのである


わたしに

ふたたび前進する力をくれた


これから

何に集中していくべきかを

思い出させてくれた


『やり直す機会』


この人たちとの約束された期間が終わり

いつものように会えなくなって

たとえ哀しくても


わたしはその出会いをプラスに変える


この出会いを通して知ったことを次にいかすべきなのだ


こうして

新たに誰かと出会うたびに

その相手に愛を伝えることが

上手になっていけたら


心を開いていけたら


階段をひとつひとつ昇るように

自分を高めていきたい


自分自身を愛で満たしたい


この宇宙に広がる愛で


次の扉を開くために


次のステップに進むために


新しいあしたはまだまだ続いていく


哀しみを手放して

心を開くようにしていれば

神様はこれからも

かけがえのない出会いをくれる


神様が言っている


『哀しまないで』


『あなたの心のなかで

何かが欠けることは決してありません』