幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

一人ぼっちの人などいない

地元の河川敷でトロッコ流しがあった。

人々が見守るなか、風のない川面に沢山の御霊をのせた灯籠がゆっくり、ゆっくり、流れていく。

一つ一つの灯籠が美しい光の天の川のよう。


この世の中の社会で毎日、あくせくと目の前のことに夢中になっていると大切なことを忘れてしまう。



謙虚な気持ち。有り難いな、と思う感謝の気持ちとか。


目の前の現実しか見えなくなるのだ。


目の前の現実をなんとか思い通りにしたくて、躍起になって。そして傲慢な気持ちになっていく。

全てをコントロールしようとして、毎日がんじがらめ。




お盆は御先祖さまを近くに感じる大切なひととき。

この世のひともあの世のひともみんな、心で繋がっているのだ。

だから、姿が見えないからといって、その存在がいなくなってしまったわけではない。

私たちは目にみえないことを軽視しがちだ。

そして、形にばかりこだわる。

目にみえないものは存在自体を否定しがちだ。


大切なのは心なのだ。


本当に誰かを思ってやった行い、それは真っ直ぐと相手に通じるものです。

形では満足出来ないものだとしても。

真心は真っ直ぐに相手に通じます。

御先祖さまを供養する気持ちもそう。



私たちは「1人ぽっちだな」って、寂しい気持ちになるときもあるけど。

そうじゃない。

たった1人で生まれてきたわけじゃない。


だから1人でなんでもコントロールしてやり遂げられるなんて考えは幻想にすぎない。


私たちは繋がり合って、分かち合って生かされているのだ。

その事実を感じれば


反目し合ったり


全てを思いのままにしようとしたり


孤独になったり


そんなふうになることは自然となくなるだろう。

私たちは向日葵

私たちは向日葵に似ている。

太陽に向かってぐんぐん背丈を伸ばして。

大きなエネルギーに向かって自分を成長させ。

一斉に太陽の方を向いて笑っている。


人もそう。

もっともっと向上したい。成長したい。

神様に向かって笑っている。


素直さが一番。


こんな向日葵たちのように。


素直で無邪気で混じり気のない気持ちで。


神様の方を向いて笑っている。


そんな私たちを神様はかわいくて仕方がないのだ。


素直なひとは成長が早い。

良いとされることを素直に受けいれて、すくに行動を起こす。疑わない。


向上したい、と思うことが大切。

きちんとやれなくても、理想通り出来なかったとしても

つまづいて転んでも、向上したい、良くなりたいという創造的な気持ちに立ち返ることが大事。


自分をちゃんとやれてるか、などと点検してダメ出ししないこと。


いつだってちゃんとやろうとしてるのです。

思考錯誤しながら。

ふつかりながら、いろいろ試し、最善の道を模索し、最善となっていくのです。


だいじょうぶ。


ありのまま、私たちは愛されています。


この向日葵のように。

両手いっぱいで受け取る

成功するには努力しなければならない。

努力なくして成功はない。

努力が足りてないから、幸せになる資格はない。

自分は罪深いから恵みを受け取る資格はない。

つい、そんなふうに考えてしまいがちだ。


今までの思考パターン。


幸せを掴むのに、なんだか窮屈な考えに囚われている。

そんなに簡単に幸せになったら、いけないみたいな…


だから、何かラッキーなことがあると、次のように考えがちである。


これは、身に余る幸せとか。

努力もしてないのにこのような恵みを受け取ってもいいのだろうか。

どうせ、まぐれだ。

そんなウマい話があるわけがない。

長続きするものではない。

自分には幸せになる資格はない。(そんなに簡単に)

幸せを望んでいるのに、そんなふうに考えて幸せを遠ざける考え方をしてしまう。


幸せや栄光を掴むには、努力、苦労したりもがいて掴み取るものである、という考え方。


そんなとき、天使なる存在は示してくれる。


心を開いて、両腕を大きく広げて恵みを受け取りなさい、と。

この世の中は贈り物で満ちあふれている。それを素直に受け取り、感謝の念を持つことが大切だと。

受け取る資格があるかどうかと疑って、差し出された贈り物に背を向けずに。


贈り物を受けとれて、嬉しい!

最高!

有り難い!


そんなふうに素直に喜びで心を満たせば、更にもっと贈り物が受け取れる。

そして、たくさん受け取る人はたくさん与えられる人になることができる。


いわゆる引き寄せの法則だ。


ワクワクしたり、感謝の念を発していればそのアンテナをキャッチして、もっとワクワクする有り難いことが引き寄せられるというのだ。


そう。素直に幸せになっていいのだ。


疑うと苦しくなってしまう。


幸せな状態のときでも、長続きしない、とかまぐれだとか、否定的に考えて素直に喜びを感じることが出来ない。


こんな考え方を続けていては、いつになっても浮かばれない。


ましてや、世の中は無尽蔵に与えるというエネルギーの流れを、自ら遮断してしまうことになるのだ。


天使は語る。


そんな窮屈な考え方をもう手放しなさい、と。


痛みからは何も生まれない。


創造的なことは、心が安堵や喜び、幸福感で満たされたところから生み出されるものだという。


だから、


向上したい。

いまの状況を良くしたい。

もっと発展していきたい。


そう望むのなら、心が抱える痛みを取り除くこと。

痛みが生まれるような思考パターンを止めること。


それが大切なのだ。