過去に出来なかったことを見つめ続けてはいけない。
見つめ続けていたら、後悔はずっと消えない。
後悔は心を苦しめる。
前へ進むエネルギーを奪うもの。
出来なかったことはたくさんある。
しなかったこともたくさんある。
終わってしまったことはいくら考えても取り返しがつかない。そんなことばかりだ。
そして、いま、こうすれば良かったのにと悔やむ。
自分を責めるのが止まらなくなって苦しくなる。
出来なかったこと。
どうしても出来なかったこともあるし、やれば出来たかもしれないこともある。
でも、いずれ、出来なかったこと。
いま、思うこと。
後悔は終わらせなければならない。
その経験を経たからこそ出来ることがあると思う。
そんなことを経て、いま、出来ること。
出来なかったことを悔やみ続けることではない。
例えば、誰かに何かをしてやることが出来なかった。
ならば、いま、そばにいる誰かに出来ること、してあげたいことをやる。
いま、出来る可能性がある物事に打ち込む。
やれなかったことを知ったのは経験のひとつ。
でも、もう、やれなかったことは見つめない。
それよりも。
いま、そしてこれから、出来ることを心を込めて、心を尽くしてやる。
世界は前へ進んでいる。
自分もその流れの中にいるのだ。
止まっていてはいけない。
その経験を経たからこそ、出来ることをやるのだ。
後悔はなしで。
前向きな気持ちで。
明るく。
楽しく。
そのためには。
目の前のことに心を尽くせるようになるには。
自分にエネルギーがないといけない。
そのエネルギーとは、罪悪感から生まれた義務の意識ではなく。
心から、これをやりたい。誰かを幸せにしたい。状況を良くしたい。という希望溢れる明るい気持ち。
取り戻すのだ。
心をゼロに戻して、明るい気持ちでやりたいことに取り組む。
自分を労り、楽しませることも忘れずに。
決して自分を苦しめて追い込まないように。
自分にエネルギーが充分に充填されれば、たくさんのやりたいことが出来るようになる。自然に心や体が動く。
ハードルが高いことも出来てしまうかもしれない。
生きているのだから、輝かなければ。
輝くために生まれてきた。
このまま終わらない。