幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

しごと

仕事とは

生活のためや、何か目的のある資金を得るために、様々な理由で

自分の時間と働きと知恵を費やすこと

全力で


仕事は、「義務」と捉えられる一方で

それをすることによって

自分の心を満たす、やりがいのあるものであって欲しい


それは

ただ個人的に得をしたり、自分を満たしたりするだけでなく

誰かを幸せにするものでもありたい


それに結び付きたい


たとえ直接的ではなくても

自分がそれを行うことによって

まわりまわって誰かが幸せになることであればいい


誰かが楽になること

誰かが助かること

誰かが満たされること


自分が経済力を得る

そのことだけに焦点をあてるのではなく

自分以外の誰かの力になるものであって欲しい


それこそが自分がそれを行う意味であったり

自分自身の心も充実感で満たされることに繋がる


それこそが自分がここにいる意味と感じられるように


そんな大それたことがすぐ出来なくても

たとえ僅かな働きだと感じていても

出来ることは

近くにいる誰かをサポートすること


自分なんて大したことはできないと思わずに


自分の力を卑下せずに


たとえば、外から疲れて帰社したひとに

「お疲れ様」とお茶を出すことだって、立派な働きなのだ


そんなささやかな働きを軽視してはいけない


そのささやかな働きが

誰かの疲れを癒している


癒されたその人は

英気を養って

「よし、また頑張ろう」と力を得るかもしれない


誰かの力になる


思いやりを添える


そういうささやかな仕事を胸をはって、真心をこめてやろう


自分の働きや仕事を卑下したりせずに


たとえ辛く感じるときがあったとしても

自分の働きに誇りを持ち、その喜びを見つめよう


私たちはお互いが繋がりあって生きているのだから


今日も誰かを幸せに出来たかな


誰かをサポートできたかな


誰かの力になれたかな


そんなふうに

自分の仕事を肯定して

1日を気持ちよく振り返りたい

折り合いをつけること

なんとなく気持ちが晴れなかったとき


きっかけや理由は些細なのだ


誰にでも思い通りにならないときというのはあるもの


なのに、それをすんなり受け入れたり、受け流せないときもある


一つの不満がきっかけで

不満の雲がもくもくと立ち込める

良いことを数えられなくなる


まだそんな悪い癖を繰り返すの?

そんな自分を責め始める


些細なことに感情を乱してしまう自分が不甲斐ない


些細なことだからこそ

なおのこと


しかし

自分や誰かを責めても何も解決しないんだった


いまだ、どうにもならない現状に苛立ったり、不満に思ったり、悲観したり


人間だから、時折マイナス思考が浮かんでしまうのは仕方ない


問題は、それとどう折り合いをつけるか


感情的になったり

マイナス思考に包まれてしまったとき


そんな自分をどう扱うか


そんな自分とどう折り合いをつけるか


人生は他の誰かに克つことじゃない


自分自身に克つことなのだ


時に、どうにもならないことに反応して

苛立ったり、焦ったり、左右されてしまう自分に克つこと


そんな自分を「越えていく」こと


ときに

揺れてしまう

ブレてしまう

そんな自分と

どう折り合いをつけるか


どう軌道修正していくか


どう立て直していくか


そんなことの繰り返しである


自分と折り合いをうまくつけるようになった人が

人生の勝者なのかもしれない


感情的な弱い自分を責めることをせずに

どうすれば気持ちよく生きられるか

どうすれば前向きな気持ちを呼び覚ますことができるか


感情が乱れることがあっても

時間をおいて整えられれば、それでいい


それでいいのだ


責めずに

そう言って自分を諭そう


どうすれば整うかを工夫して


そうして

一つ一つ

自分の弱さを越えていくこと


それが「成長すること」なのだ

いま、十分に満たされている事実

心がざわついてきたら


あれが足りない

これも足りない


これもあれもやれていない


心は欲張りだし、心配性で、何かと危機感を覚える


気がつくと、不足や欠乏に対する恐れが心のなかに湧き出す


芋づる式にあれこれマイナスのイメージを手繰り寄せて、必要以上にじたばたする

今すぐその事態をなんとかしたくなる


でもそれは頭のなかで駆け巡ってるだけの妄想


天使は教えてくれる


物事は宇宙が決めたタイミングで必要なときに順番にもたらされる

機が熟せば、実現されていく


心のなかでじたばたして

失速しそうになったときこそ

フッと力を抜いてみよう

囚われていた焦りから自分を解放するのだ


なんてことはない

自分が作り出した恐れの幻影に惑わされていただけなのだと

思いの外、冷静さを取り戻したりする


身体の力を抜いて

物事は順番にもたらされる、成し遂げられる、という事実を思い出そう


いたずらに、恐れる必要はない


恐れに費やす時間がもったいない


恐れる心のエネルギーは

物事の実現のエネルギーを遮り、本来の力や動きを滞らせてしまうからだ


大丈夫だ、いつだって


天使はいつもいう


欠乏や不足について考えるのではなく


いま思うようにならないことに気を揉むのではなく


いま、あるもの

いま、持っているもの

いま、出来ていること

やれたこと、こなしたこと

その達成感や充足感へ心を向けて

感謝の気持ちを持つことだ、と。


やれたことに感謝をする

与えられたものに感謝をする

持っている、ということに感謝をする


不足や欠乏にばかり目がいっていると

いくら与えられても

いくら獲得しても

いくらこなしても

まだ足りない、まだやれてない、まだ、まだ…

と永遠に欠乏地獄に囚われ続けてしまう


現時点において、与えられているものに感謝ができていないと

与えられるエネルギーが止まってしまう


まずは、手のなかにあるものに満足し、感謝すること

そして

これまでにこなしてきたことを認め、そのことを称賛するのだ

その上で

いまできる一歩を進む

いまできる一つのことだけに気持ちを集中する

ただシンプルに


焦りは封印して


心のなかに、一度にあれやこれや詰め込んで

すべてこなそうとヤキモキするのは

気持ちやエネルギーを分散させ

あるいは消耗させ

かえって何も得られなくなる


心のなかもシンプルにしておいた方がいい


目の前のひとつ

目の前の一歩


そうすれば、次々にタイミングよく豊かさはもたらされる


感謝して、満足し、じたばたしない

そうすれば

寛大で豊かな宇宙の恵みをずっとずっと受け取り続けることができる


宇宙のエネルギーは同じ性質のものに同調し、引き寄せられる


豊かさが欲しければ

むしろ、今の時点で、心をゆったりと落ち着け充足感を感じる必要がある


そう

なにも足りないものなんてない


今も、これまでも


自分はたくさんのものを与えられ

たくさんのことをこなしてきた


そのことを見つめるのだ


その紛れもない事実を


焦らなくてもいい


私たちは誰でも、みんな

いま、現時点で

十分に満たされている


深く息を吸い込んで

心をしずかに

その事実を思い出そう