終わることは始まること
悲しいこと、苦しいことがあるとどうしても元気になれないときがある。
元気になって、踏ん張らなきゃならないのに。わかっているのに。
どうしても出来ない。
でも情けなくなんかない。
心が悲しい、苦しいって言ってるのだから。
泣きたいときはとことん泣くのがいい。(強がらないで)
弱音を吐いてもいい。(格好つけないで)
とことん、押さえられない気持ちを出す。
ごまかさないで。
恥ずかしくても「全部いいよ」って許そう。
それらをとことん、やったら、もうずっと苦しみや悲しみの中に座り続けたままでいてはいけない。
そこにいるべきではない。
天使は言う。
悲しみや苦しみからはなにももたらされないと。
この世の中は広いのだから。
たくさんの自分と同じ悲しみや苦しみを背負っている仲間がいる。
その仲間に会いに出かけていくのだ。
そして、とともに語ろう。大好きな歌を歌おう。踊ろう。
快活な音楽の中で
一緒に歌い、踊れば元気な自分が帰ってくる。
そう。それが本来の自分。
何かが終わっても何かがこわれてもそれで終わりじゃない。
そこから新しい何かが始まるのだ。
気づくことがたくさんある。
悲しみや苦しみだけを見つめない。
支えてくれた誰かはいないか?
慰めてくれた誰かはいないか?
力をたくさんくれた誰かはいないか?
いないわけがない。
その愛を見つめよう。
世の中捨てたものではない。
紛れもなくそこに愛があることを見つめよう。
悲しみや苦しみだけを、もう見つめ過ぎない。
超えれば見えてくる素晴らしい光に満ちた世界。
そして、歌って、踊って
わたしたちは「元気」に戻るべきだ。
なぜなら
これから、まだしていない何かに取り組むために。
世の中は待っているのだから。
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