幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

規格外でいこう

これでいいのかな


自分は、これでいいのかな


誰もやっていないようなこと

確信や自信が持てないことは

不安で、ほかの誰かに確かめたくなる


不安げに思うのは

いつも

自分のありのままの在りかたややり方を

これではいけない

このままではいけない、と

つねに批判的な視点に立ったままで

見ているから


こうあるべきだとか

こうなるのが世間に認められるという

他者の視点で

自分をジャッジするから


ありのままの自分のことはいつも押し込めて

大人しく鳴りをひそめていなければならない


とんがったものや

はみ出たものを除外して

規格に「合わせて」いなければならない


それを

「正しい生き方」としていた


でも

立ち止まって

心の声に耳を傾けたとき


ほんとうの気持ちでの

自分の在りかたや

自分の選ぶものは

「こうあるべき」の規格外だったりする


それが

どうしていけなかったのだろう


それが

自分にとって

正しい

腑に落ちる選択なのに


それが

ほんとうに自分が望むものであれば


それが

ほんとうは自分にとって

無理がなくて

心地いいのであれば


それは

たとえ誰かに

規格外と思われてもいい


誰に遠慮して

誰に断りを入れなければならないのだろう


自分の選択


自分の歩み


自分のペース


自分の人生


規格外で大いに結構


規格にあてはめよう

規格のなかに押し込めよう

とすること

安全に

無難なものを選ぼうとすることが


私たちの個性を押し込め

私たちの自由を奪う


私たちののびやかさを奪い

笑顔も曇らせる


安全だけど

腑に落ちていない

「正しき枠」のなかで

そこに隠れて

これでいいのだ、と心を騙して

うつろな目をして

薄暗く雲のかかった空を見上げている


ほんとうは

自分は規格外でいいのだ


最初から

それでよかったのだ


みんな

それぞれ違うのに


おたがいに

違うことを感じて

違うことが好きで

違うことが似合うのに


皆、同じでなければならない理由なんてない


これからは

規格を気にしなくてもいい


無理に自分を

規格に合わせない


そんなときがあってもいい


これでいい


ほんとうは、これでいいのだ


自分の選んだもの

自分がこれだと決めたものは

予想も見通しも付かなかったりするけれど


じつは

自分にとって

最良のもので

最適なもの


規格外でいい


自分が選んで

決めたことが

規格にはないことでも


それが心の声に従って

選び取ったことであるなら

それは、その人にとって

最良な結果へと導いていくことになっている


それが

新しい

この世界での展開


自分は自分でいい


自分の心に訊いて


自分の感じたものに従って


小さな規格の枠を打ち破って

飛び出していこう


枠を打ち破れば

もっと大きな

ずっと望んでいた自分になれる


自由な

可能性に満ちたキラキラした世界が

そんな私たちを手招きして待っている