幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

心の充電

外に出かけて人にかかわると

何かつかみどころがなく

心がモヤモヤしたり

ポッカリ穴があいたり


外に出れば

自分の世界が広がるが

一方で

自分には合わないことや

凹むような予期しない刺激に遭遇するものだ


あの人のあの言葉のせいで

心にずっとトゲがささってしまっている、とか

あの人のあの振る舞いは

どういう意味だったのだろう?と気にしたりとか


人とかかわることによって傷ついたり

不安になったり

淋しさを味わったり


人のなかへ

出ていくことによって

楽しさもうまれる一方で

「弊害」もうまれるときもある


それに


誰かのすごい活躍をみて


誰かがたくさん持っているのを見て


誰かのすばらしさを知って

そのことにより

急に自分がちっぽけに

つまらなく感じでしまうことがあるもの


人とかかわることによって

無意識に自分とくらべて

急に自分が価値のないように思えたり


そんなふうに

心が凹んだとしても


自分の価値が下がったり

価値がなくなったりするわけではない


誰かと会って

その人が

どんなに自分にはないもの

自分には及ばないものを持っていることを知ったからといって

なにも変わらない


自分の持っているものが

減ったわけでもないし


自分のこれまでの歩みが素晴らしくなくなったわけでもないし


自分の積み重ねて蓄えてきた力が減ったわけでもない


自分の意識がそのいっときだけ

軸を奪われて

変わってしまっているだけ


自分の素晴らしさや

自分の持っているもの

自分の優れていることは

これまで通りなにも変わらないのに

誰かに圧倒されて

自分を低く見てしまってるだけのこと


すごい誰かを知ったところで

自分の素晴らしさ、価値は

そのまま、ちゃんとあるのだ


だから

時間を置けば

すぐにまた「自分」に戻ることができる


心が一時的に凹んだら

充電しよう


充電すればちゃんと元通りになるのだから


なにも終わってない


なにも奪われてない


自分の素晴らしさは失われてなんていない


ひとりになって

しずかに心を落ち着かせる


好きなものをながめて

好きなことをして

空をながめて

なんとはなしに疲れている心と身体を大切に扱ってみる


そうやって

自分だけで

自分の心を満たすことを

しずかにしてみる


たとえ

誰かに「あなたは大丈夫だよ」と保証してもらえなくても

誰かになぐさめてもらわなくても


ただ、しずかにひとりで過ごしながら


好きなもので自分を囲み

さざ波がたった

心が落ち着いてくるのをしずかに待つ


「自分を取り戻す」のだ


自分を取り戻すことは

自信を取り戻すこと


そのとき

実は、はじめから大丈夫だということに気がつくだろう

失ったものなんてなにもないからだ


失うことなんて

なにもないのだから


しずかに時間を置けば

自信はすぐに取り戻せる


そうして

心の乱れ、凹みを元にもどすことをしていけばいい

これからも

ずっと

その自分のペースで歩いていける


すべては大丈夫


不安にならなくていい


すべてが大丈夫