幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

再生するちから

「失敗しないように」

「完璧に」

「順序よく」

「問題のないように」


そのことにこだわり続けるから

理想を追って執着するから

どうしたって

上手くいかないことばかりが心のなかに浮き彫りになる


毎日、毎日

何かにつまづいて

何かがうまくいかなくて

何かが至らなくて

そのことによって、自分が無力であると認めてしまう

自分は何をしてもだめだ

完璧じゃない

そう思って

くる日もくる日もなにかに失望する


そう考えてばかりいるから

ため息ばかりつく


『上手くいかなくてもいい』


一旦、そう考えてみる


こだわっていたなにかを突き放してみる


こだわって失望して

前に進むちからが萎えてしまっていたら


散り散りになってしまった

自分の心のエネルギーを

再びここへ呼び戻す作業をしよう


取り戻そう


そう

『上手くいくようにすることを目的にはしない』


そこにがんじがらめにならないこと


そして、いつでも

「ここから変えていけること」を思い出すのだ


なにかにつまづいて

うちひしがれていたとしても

ここから変えていける


遅くはない


今おかれている状況

立場にどんなに失望していたとしても

いま、ここから立ち向かうエネルギーに変えていくことができることを思い出すのだ


心の中身を変えるということだ


大きく気負って

なにかをコントロールしようとしなくていい

少しの働きかけでいいのだ


エネルギーを前向きに転換するきっかけをつくる


温かいお茶を飲んで一息ついでもいい

可愛らしい道端の草花が目に留まり、心をなぐさめられたり

そんなささやかなことでいい

それをきっかけに

再生のエネルギーを呼び戻す


良い方向へ向かっていける

良い方向へ変えていくことができる

再び心は前向きなエネルギーをまとうことができる


自分自身、または自分が置かれている状況に良し悪しの判定をくだすから、悪いと判断したことに失望するのだ


ここで

ただひとつ、できること

ただひとつ、すべきこと


自分のありのままを心で包み込むこと

ありのままの置かれた状況を心で包み込むこと

判断したり否定たりせず

それらを心でどうこうしない

心でコントロールしない


状況に関わらず

心の中身が変われば

心のエネルギーが変われば

状況も

自分自身も

変えていくことができる


大きなことでなくていい

小さな「再生する力」をここに呼び戻す


気持ちが晴れれば

エネルギーが再び湧く


わすかなものを

積み上げて、積み上げて

上手くいくことにつなげていける


力強く再生する力につながっていく


再生するちからは消えない


いつでもここにある


わたしたちの心のなかに