幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

幸せへの扉

本当にやりたいことは

明らかなのだ


ほんとうはわかっている


なのに


あれこれ理由をつけて

あれこれハードルを自分で作り出して

あれこれ自分に批判をして


自分にそれをやらせてあげないでいる


だからくるしくなる


だから迷い道に入り込む


だから

どこへ向かえばいいのかわからなくなる


だから

すべてがわからなくなって

途方に暮れるのだ


夢を叶えるなんて

一握りの人だけができることだ、なんて思っていた


この夢を叶えるには

自分には足りないものがいろいろあるから

足がすくむ


叶えられないんじゃないか、と思ったりする


だから

誰かに聞こうとする


自分が本当にそれをやっても構わないか?と


自分にとって正しいことはなに?


自分がやるべきことはなに?


なにが最適?


正しい判断ができそうな

他のだれかにそれを決めてもらおうとする


わからなくて


自分のことがわからなくなってしまって


自分のことなのに

だれかに伺ったり

だれかの顔色をみたり



自分のなかには

気に入るものと

気に入らないものが同時にある


なにかをしたいと思っても


「気に入らない」ことが

自分の足かせとなって

自分自身が自分にやりたいことをやらせるのを許さないでいたりする


だから

誰かにきこうとするのだ


だから

誰かに許可してもらいたいのだ


確かめたいのだ


自分はそれをやってもいいのか?と


自分がそれをやるのは許されるのか?と


ちがうのだ


ほんとうは他の誰かではなく

自分が「正しいこたえ」を知っている


知っているのに

足かせが邪魔をして

疑ってばかりいる


誰かにきかなくても

自分にとって正しいことは

自分の心がわかっている


心が惹きつけられてやまないことが

自分のやりたいことであり

紛れもなく

自分にとって最適な選択なのだ


自分がやりたいのなら

やればいいのだ


それを許すのは他でもない自分自身


自分をゆるして


自分のなかに気に入らないものがあるまま

そのままの自分をゆるして

やりたいことをやるのを許可する


そうすると

行く手を阻む大きなブロックが外れ

そこから自由な世界へと羽ばたいていけるのだ


ドアはもう既に開いている


『準備ができたよ』


誰かが

固く閉められたドアの前へやってきて

ノックするのだ


『もう、準備ができたよ』


サインが次々と届けられる


ブロックを外すのは自分


誰かが許さないのではない


誰かが認めないからではない


誰かが止めるからではない


自分が自分のやることを認めて

ゆるしていないのだ


固く閉ざされた重い扉を

開けることができるのは


他の誰でもない

この自分自身なのだ


さあ

行くのだ


ここから出て

世界を見てみよう


踊る心にしたがって

勇気を友に

やりたいことを始める自分に

想像もできない素晴らしい世界が待っている


さあ、ここから

出ていくのだ


準備はすでに整っている


そのままで


いまの、そのままの自分で構わない


この扉の向こうで

幸せが一つ一つ

自分を待っている


幸せへの扉をあけて