自分を愛することが大切

このところ、よく目にする言葉

自分を好きになること

大切にすること

それが良いとわかっていても

うまくできないものだ

いつも自分を好きでいたい

自分を信頼したい

自分を愛したいと思っているのに

なにかのきっかけで

その気持ちが揺らいでしまう

自分を好きになるのに

好きになるだけの理由を探しているからだ

自分を愛したり、信じるのに

根拠がなければ信じられない、愛せないと考えるからだ

「理想的でない自分」というのを認められないから

優れているから認められる

理想通りにいっているから好きでいられる

自分が考える理想的であれば

愛したり、認めたりするのも難しくない

しかし

日々過ごしていれば

いつもいつも

自分が気に入った状態というわけではない

不意になにかをきっかけに

自分がいやになったり、信じられなくなったりすることも起きるもの

そんなときでも

認めたくなくても

むりに心をねじ曲げて

認めようとしたり

好きになろうとしなくていい

そのときの

自分を認めたくない気持ちになっている自分を受け止めてみる

「認めたくないよね」

「辛いよね」

そんなふうに自分の心に声をかけてみる

自分を受け止めるのだ

どんなときも

反発して、もがいている自分を受け止めて

ネガティブに走ろうとする心をちょっとだけゆるめてみる

それだけでいい

そんな自分も受け止めて

感情的に走り出しそうな気持ちをゆるめる

そうすることも

自分を愛するかたちであるかもしれない

受け止めて

ゆるめる

そしていつしか

自分で自分をやさしく包み込めるようになっていく

天使は教えてくれる

『あなたは、きっとあなた自身を深く愛せるようになる』

『ゆるぎなく、あなた自身を信頼できるようになる』

そこに向かうために

いま、どうしてよいか

わからずに苦しんでいるのだ

そんな「いま」も大切に…

自分を受け止め

気持ちをゆるめるだけでいい

そのことを繰り返しながら

このプロセスを経て

きっと上手に

自分自身を愛し

認めることができるようになる

真摯に向き合い

答えを探していれば

それは必ず

もたらされていく

もう、愛するのに「理由」なんていらない

もう、信じるのに「理由」なんて探さない