決して孤独ではない
ふとしたときに
孤独を感じるときがあるものだ
親しい人としばらく会えないときとか
だれの声も聴こえない
静かな雨が降っている夜とか
愛されてないとか
相手にされてないとか
人のなかにいるのに、孤立していたりとか
そんなときに
深く、深く
孤独を感じるもの
でも
ほんとうは真から孤独なのではない
そんなわたしたちが
気づかないだけであって
わたしたちを
常に見守ってくれている存在は
間違いなく、いる
神さまだったり
わたしたちを
導いてくれている見えない存在だったり
たとえ
そばにいなくても
自分のことを
この世界のどこかで
案じてくれている人もいたり
それに
人だけではなくて
花や
木や
空や
雲や
動物たち
そのすべてが
わたしたちを包んでくれて
生かされていることに
気づけずにいるとき
私たちは
ひとりぼっちだ、なんて
感じてしまうのだ
いいえ
ちがいます
ひとりぼっちの人なんていない
たとえ
どんなに
淋しい夜のなかにいたとしても
わたしたちは
誰かに
何かに
常に見守られて
今もこうして
生きている
孤独だなんて
誤解なのだ
ひとりぼっちなんかではない
ぜったいに
ひとりぼっちではない
もし、どうしても
そう考えることが難しいのであれば
少しでも
こう思ってみるだけでもいい
淋しいけど
でも
ほんとは
決して、ひとりぼっちなんかじゃないのだと
大丈夫なのだと
大きな愛に包まれていることを信じて
安心して
眠ればいい
ひとりぼっちなんかではない
やさしい愛が
ここにある
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