幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

決して孤独ではない

ふとしたときに

孤独を感じるときがあるものだ


親しい人としばらく会えないときとか


だれの声も聴こえない

静かな雨が降っている夜とか


愛されてないとか


相手にされてないとか


人のなかにいるのに、孤立していたりとか


そんなときに

深く、深く

孤独を感じるもの


でも

ほんとうは真から孤独なのではない


そんなわたしたちが

気づかないだけであって


わたしたちを

常に見守ってくれている存在は

間違いなく、いる


神さまだったり


わたしたちを

導いてくれている見えない存在だったり


たとえ

そばにいなくても

自分のことを

この世界のどこかで

案じてくれている人もいたり


それに

人だけではなくて


花や

木や


空や

雲や


動物たち


そのすべてが

わたしたちを包んでくれて

生かされていることに

気づけずにいるとき


私たちは

ひとりぼっちだ、なんて

感じてしまうのだ


いいえ

ちがいます


ひとりぼっちの人なんていない


たとえ

どんなに

淋しい夜のなかにいたとしても


わたしたちは

誰かに

何かに

常に見守られて


今もこうして

生きている


孤独だなんて

誤解なのだ


ひとりぼっちなんかではない


ぜったいに

ひとりぼっちではない


もし、どうしても

そう考えることが難しいのであれば


少しでも

こう思ってみるだけでもいい


淋しいけど


でも

ほんとは

決して、ひとりぼっちなんかじゃないのだと


大丈夫なのだと


大きな愛に包まれていることを信じて

安心して

眠ればいい


ひとりぼっちなんかではない


やさしい愛が

ここにある