幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

「許せない」と思ったら

人とふれあうことによって

なにかを許せない、という気持ちになるときがある


相手の仕打ちに

相手の考え方に

相手の行動に


なぜ、そんなことをするの?


なぜ、そんなことを言うの?


どうして、こうしてくれないの?


無意識のうちに

自分は

他人という相手に期待をしているのだろう


こうしてほしい

こうしてくれるはずだ

こうするべきだ


自分の「正しさ」の枠組みから

相手を見て


相手が不可解な反応や行動をとったときに

理解できなかったり

ショックを受けたり

腹をたてたりする


そのとき


じつは自分サイドでしか

ものごとを見ていないのかもしれない


一呼吸おいて


相手の立場

相手の側に

ちょっと視点を置き換えてみると


なぜ、相手がそのように行動したり、考えたのかもわかったりするのだ


何かが許せない自分は


いつまでもそのことに囚われて

まるで鎖でつながれてるかのように

苦しいもの


自分も相手も両方責めたりしているもの


許せない目でこの世界を見渡していると

とても苦しくて救いがない


それよりも


ちょっと視点をかえて

同じ出来事をとらえたり

見つめるのもいいかもしれない


そして


なにかを許せないときは

こう考えてみる


じつは

知らないうちに

自分も何かに許されているのかもしれない、と


自分も誰かに許されているのかもしれない、と


許されて

いま、ここにいる


許されて

いま、こうして生きている


そう考えたら


「許せない」と言って

凝り固まっていた気持ちがほぐれていく気がした


許せない、と苦しんでいる自分は

許されているのだと