幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

唯一無二のわたし

わたしたちは

いま、この地球に生まれて

この世界でたった一人の「わたし」という人間だ


唯一無二の自分


今まで何度も思い描いてみた

そんな当たり前のことを


新しい見方で感じてみる


わたしたちは

この世界で

たった一人の人間なのに


その自分を大切ににしようとしない時がある


どんなときか


自分を卑下しているとき


イヤなことがあったり

誰かと比べたり

自分の不甲斐なさを感じるとき


そんな経験を重ねて

自分を見くびるようになり


自分を責めるようになり


自分の価値を低くみるようになっていくのだ


人間社会で生きていれば

比べるだれかというのは

必ず現れるもの


自分が自分に対する評価に

苦しめられるだけでなく


他人の評価というものにも

縛られていく


人は一人では生きて行けないし


「社会」に所属していれば

人からどう思われるかが

その「社会」で生きていく上で

重要であったりする


それゆえ


他人の目を気にして

他人に気に入られようと

他人の機嫌を損ねないように努めたり


自分に無理を強いるようになる


素の自分であることが

ゆるされない、と考えるのが

普通になってしまっている


ほんとうの自分であることが

ゆるされない


ほんとうの自分として生きられない


決められたレールを走らなければならない


このことが

じつはくるしいのだということに

気づけているだろうか


ほんとうの自分だと

足りないものが多すぎる


そう感じて


必死になって

素の自分を隠したり


素の自分に何かを補って

詰め込もうとしたり


自分のことを嫌いになって

他の誰かになろうとしたり


素の自分から

どんどん遠ざかった自分を生きようとする


そういう人生を選ぼうとする


自分を否定するのである


でもあるとき


そのときはやってくるのだ


あなたは

誰になろうとしているの?


あなたは誰の人生を生きようとしているの?


あなたは何を大切にしたがっているの?


あなたは


自分を大切にしていますか?


そんなことを思い出させることが起きて


今まで築き上げてきたものが

根底から揺れ動かされる


それは

自分という魂からの

心の奥底からの

問いかけなのだ


自分ではない人生を生きつづけようとして

苦しいはずなのに

見ないふりをしてきたことに

あるとき、気がつくのだ


わたしたちの魂は

そんなことをやり続けることにストップをかける


ほんとうの人生を生き直すために


もっと幸せになるために


ほんとうの意味で


心からの幸せをかみしめるために


誰のためでもない

ほんとうの自分として

これから生きていくために


自分を偽って

他の優れた誰かになろうとする必要はない


自分は自分でいいのだ


そのために


この自分の

気に入ったことも

気に入らないことも

受け止めて


はがゆい自分を

いじらしく思いながら


飾らない

背伸びしない

素の自分で生きていく


今から

自分として生き直す


この世界に

生まれるために

神様が笑顔で

送り出してくれたことを

思い出して


そのときのまま


あなたはあなたでいい


「エジソンやゴッホになろうとするのじゃないよ」


「君は君でいいんだ」


いつか目にした

この言葉を

今一度思い起こす


私は私になる


あらためて


この世界で

唯一無二の

私を自覚するのだ


唯一無二のわたしとして


これからの人生で


わたしがしたいことをして


わたしが望むことを選ぶ


卑下することなく


比べることなく


誰かの意ではなく


わたしが腑に落ちる選択をする


それが自分を大切にすること


魂がよろこぶ生き方


ほんとうに望んでいた生き方