幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

今を乗り越えた先に

いま、どうしてこの世界に突如こんなことが起きてしまっているのだろう


今まで当たり前のように繰り返されていたことが

止まってしまっている


この世界の

どこを見つめても

同じような

閉塞的な

光景が広がっている


目の前の見慣れた景色が

変わり果てていく


なぜ?


こたえも行方も誰もわからないままで

目の前のの出来ることをこなしている日々


どうなっていくのか


どこへ向かっていくのか


いつまで続くのか


いつになったら

元に戻れるのか


誰もが思っていることだろう


暮らしながら何度もそう思う


ふと、金色の夕陽の光がキラキラと窓を通して家のなかに射し込んできた


窓をあけて外の世界を見つめる


屋根にいく筋もの黄金の光が映し出され

神秘的に輝いている


空に浮かぶ雲も例えようがないほどに美しい


太陽の光は神様の光のように

美しくキラキラと心に染み渡る


今、地上で起きていることとは裏腹に

美しい光景が目の前に広がっている


心のなかに

しずかに言葉が浮かぶ


今、この世界は

終わりを迎えようとしているのではなくて

すべてが変わっていくときを迎えている


すべてがより良く変わっていくために

今がある


これまでと違った世界が生まれていくために


これまで慣れ親しんだ世界は突如、時を止めて

悲しい、辛いことが起きている


でも

それで終わりではない


終わりではないのだから

勇気を持って

進んでいかなければならない


歩いていかなければ

ならない


より良い

私たちにとって

本当にしあわせな

世界に生まれ変わるために


今までしてきたことを

止めたり

諦めたり

何か違ったものに

変えて

進んでいく必要があるのだ


いま、悲しいことや

辛いことが起きて

世界中のすべてが

これまで続けていた歩みを止めることを余儀なくされている


だが、

シナリオには続きがある


この先に

続いていく世界がある


悲しみ

困惑して

途方にくれる今であるけれど

その先には

私たちが本当の意味で

幸せになる世界が

創られていくことになるのだ


はっきりと

イメージすることや

捉えることは難しくても

確かにその兆しは

生まれつつあるのだ


私たちの一人一人の心に

この黄金色の夕陽のような

光が灯っている


それは、すべてを生み出し

より良い世界に変えていける力を持った強く尊い光だ


すべての人が心のなかに持つ

黄金の光


その光を

いま、一人一人が見いだして信じて

使うときがきている


勇気

そして

前向きであること


自分を

周りを

世界を

信じること


悲しみや苦しみではなく

ささやかでいいから

希望と歓びを心に呼び込むこと


心に希望の光を持ち続けること


変えていけるのだと

変わっていけるとだと

そう信じていればいい


いま

何が起きていても

暗闇を見つめずに

この先に光の世界が待ち受けていることだけを信じるのだ


このシナリオには

続きがある


信じぬき、そして進む


神さまは

信じて、そして神様に心を委ねて歩む私たちの味方になってくれる


だから

暗闇ではなく

あえて

希望を信じることをいまは選ぶのだ


たとえ

いま

何をどうしていいのか

わからなくて

混乱していても


やがて

落ち着き

すべてに

こたえがもたらされる時がやってくる


神さまは

ずっと、ずっと私たちの味方だ


安心していていい


この美しい夕陽の光を心に映し

すべてを信じて

すべてを委ねて

怖がらずに

歩いていけばいい


悲しみを見つめ過ぎず

暗闇を見つめ過ぎず


悲観して

もう終わりだと結論付けてしまわないで


自分自身を

追い込んでしまわないで


すべては通りすぎていくのだから


必ず良くなることだけを

ただ信じていること


いま迎えている黄昏は

夜が明けて

光輝く朝陽が昇る明日へと続いている


どうか

信じて


明日を信じて

自分自身を信じて


いつか

トンネルを抜け出し

私たちは

手を取り合って

歓びや

幸せをかみしめる


その時まで