幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

愛のちから

この世界はどうしてこんなに生きづらいのだろう

どうして苦しみがこんなに多いんだろう


ままならないこと

求めても求めても叶わないことがあったり

報われない思い

対立したり、憎みあったり


多くのひとが

それぞれの立場で

苦しみを抱えて

今日もどこかで過ごしている


完璧になりたいから

理想的であろうとするから

それらを求めれば求めるほど

完璧でない有り様を突きつけられて

ひとは失望する


完璧でないものを否定する

完璧でないものを憎む

完璧でないものを排斥する


それを繰り返し続けている


「理想的に」

「模範的に」

それらに縛られていると

愛情が枯渇してくるのだ

自分に対しても

誰かに対しても


思うようにならない相手を否定して

理想的じゃない自分を否定して

「完璧じゃない」なにものかを憎み

消し去ろうとして


心の中から愛が蒸発していくのだ


残るのは否定や憎しみといった、とげとげしい思いだけ


誰かが泣いている


誰かが憎んでいる


愛がなくなると

人は行き詰まる


愛がなくなると

物事は停滞する


愛がなくなると

世界にひずみが生まれる


愛がなくなると

前に進めなくなる


愛がなくなると

ひとは生きづらくなるのだ


たとえ、良かれと思って自分を叱咤激励し、走り続けてきても

虚しさだけが残っているのだとしたら


愛が足りなくなっているのだ


愛とは理解すること

愛とは認めること

ありのままを

あるがままを

たとえ、理想的ではなくても


たとえ、完璧ではなくても


いま、ここに目の前のことを愛すること


ここにある目の前の誰かを愛すること


ただ、愛すること


いま、ここにあるありのままの自分自身を愛する


理想的でなくて目を背けたくても


愛とはすべてを包むこと


やさしく、やさしく包むように


ひとを生かすのは愛なのだ


ひとを育むのは愛なのだ


ひとを成長させるのは愛なのだ


世界を潤わせ、豊かさを取り戻すのは

愛のちからなのだ


愛は再生のエネルギーを生む


愛の力をなくして

この世界のものはうまく回っていかない


すべてを生かす根元のちから


すべてを繋ぐ大きな大きな力


それが愛なのだ