幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

春が来る日に

明日は春分の日


春の始まり


一年のスタート


今また

新しい

今までで一番新しい

春が到来する


どんな一年にしたいですか?


どんなふうに過ごしたいですか?


どんなあなたになりたいですか?


そんな声が心の中に響いてくる


どんな自分も大好きって言いたい


どんな自分でもそれで良いと肯定したい


「ありがとう」という言葉はとてもパワーがあるといい


「大好き」という言葉は

とても愛が溢れている


どんなわたしも大好き


どのわたしも大好き


今までは

そうしたいのに

それが、ぜんぜん出来なかったのだ


自分を大好きと言えなかった


どんな自分も大好きだと言えなかった


どんな自分でもいいよ、と言ってあげられなかった


だから今

ここで言うのだ


過去のわたしへ

一つ一つの場面を振り返り


過去のわたしへ

言葉をかける


10年前


20年前


そして

遠い子どもの時代へ戻っていって


節目、節目の

わたしに


『大好きだよ』


『あのとき、わたしは、それで良かったよ』


『ずっと、ずっと

ここまで

頑張って歩き続けてきてくれて

ありがとう』


ありがとうと大好きと

言ってあげたら


後悔だらけで

許せないことばかりだった

これまでの自分の人生の道のりに

まるで、花が咲き乱れていくようだった


泣いてばかり

悔やんでばかりの

過去のわたしが

それを見て

やわらかく笑っているようだった


ありがとう


それでよかったよ


ここまで

歩き続けてくれて

ありがとう


自分にそう声をかけたら


目覚めた今日の朝は

太陽がいつになく

きらめいて見えた


これまでの

今の

そして、これからの


どんなわたしも

大好きだよ


そのままでいいの


そのままでいい


自然のままで


ありのままで


思うままに

歩けばいい


思うままに

選べばいい


思うままに

やればいい


何もいけなくない


何も足りなくない


あるがまま


ほんとうは

もっとこうできたのでは、とか


もっとこうしてれば

こうはならなかった、とか


いつも起きた現実に

不満を並べていた

後悔ばかりの日々


これからは


「もっとこうできたはずだ」と

現実を認めようとしないことはやめて


いつも

いつのときも

ベストを尽くしたわたしを

愛で優しく包んで

認めてあげるのだ


それで

いいんだよ


歩みつづけた先に

3月11日の今日に思うこと


何かを失ったことを知れば

人は悲しみにうちひしがれる


それが目の前から消えてしまうからだ


あたりまえのように

そこにあったものが

かんがえる間もなく

突如、消えてしまったら


悲しみが癒えるのには

とても時間を要するものだ


だから

失うまいと

必死になって

つなぎとめようとしたり


なぜ

失ってしまったのか

原因を探ったり


なにが

いけなかったのか

一生懸命

反省をしたり、責めたり


しかし


失ってしまったものとの

この世界での縁はそこで終わったとしても


この世界には

いつも「次」があることを

おぼえておこう


失って

なにもかも終わりなのではない、ということだ


何かを失っても

そこで終わってしまうのでは

決してない


「つぎ」があるのだ


神さまは

その人にかならず「つぎ」なるものを与えてくださる


だから

そこで諦めずに

「つぎ」にたどり着くために

歩みつづけることだ


たとえ

どんなに辛くても


神さまはあなたの気持ちを知っている


辛くても

神さまが見ているのだから

歩き続けていこう


歩き続けた先には

かならず光が待っていることを

つよく、つよく

信じて


大丈夫だ


神さまはいう


あなたはなにも失うことはない


あなたが心配するように


この世界は

あなたを見捨てることはないのだ


「つぎ」はかならず与えられる


まだ何もわからなくても

まだ何も見えていなくても


「つぎ」はかならず用意されている


歩き続ければ

景色がかわり


やがて

目の前に光が射してくる


そのとき


心は癒され

深い悲しみはいつしか消えているだろう


あきらめないことだ


どんなに

なにもかもが

信じられないとしても


わたしたちは

すべてを失うことなど

決してないのだから


安心していよう


神さまは

わたしたちに

これからもずっと

変わることなく


新しいなにかを

与え続けてくれるのだから


いつも「自分らしく」あるように

毎日、ちょっとでもいいから


気がついたら

「自分らしさ」を取り入れるようにしよう


「自分らしく」あるようにしよう


わたしはこれが好き、とか


これをしていればすべてを忘れられる、とか


わたしならこうしたい、とか


心地よくしてくれるもの


毎日は忙しい


仕事があったり

家事があったり

用事があったり

いつもいつも

好きなことばかりをしていられないのが現実


そんな毎日に

流されてばかりいて


「やらなければいけないこと」だけで

1日の時間が埋め尽くされているのだとしたら


心が満たされることはなくて

どこか渇き切ってしまうもの


毎日、なんのために

生きているのだろう?とか


何がしたいのだろう?とか


向かっていく先がわからなくなってしまうだろう


そんなふうに

道に迷わないために


ちょっとでもいいから

「自分らしさ」を取り入れてみよう


少しでもいいから

できるだけ、毎日


仕事の合間のブレイクタイムに

お茶を飲むマグを

お気に入りに変えてみたり


部屋のなかに花を欠かさなかったり


目につくところに

「お気に入り」を置いたり、飾ったり


疲れたら

ホッとする音楽をかけたり

暖かい飲み物を飲んだり


好きななにかに取り組んだり


好きな服を身につけて

お気に入りのバッグで出掛けたり


お気に入りにの

どこかへミニトリップしたり


「いいなあ」と笑顔になることを

1日のなかで一つ、いや二つ…


できる限り

たくさん、取り入れて

自分を満たすのだ


そんな時間を

切れ切れのこま切れでもいいから

取り入れて


自分自身を創っていく


「無機質」な中に

「自分らしさ」を取り入れて

自分の生活に彩りの息を吹き込む


そんな積み重ねが

わたし自身を豊かに

エネルギッシュにしてくれるから


その一つ一つのパズルのピース

わたし自身をつくっていく


本来のわたしを

取り戻して


なりたいわたしに

なっていく