幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

自分の花を咲かせることだけ

自分の花を咲かせることだけに集中すればいい


誰かと競うのではない


誰かとくらべて

優ってるとか

劣ってるとか

勝ったとか

負けたとか


なにかをやるときに

そんな気持ちに

邪魔をされないように


自分にはない

素晴らしいものを

誰かが生み出していたとしても


誰かが持っていたとしても


それを見て

落ち込むことはやめるのだ


そうではなくて


自分の花を咲かせるのだ


ただ

自分の花を咲かせることだけに

注力していればいい


すぐれた誰かの

素晴らしい何かを目にしたら


自分にはまだ

それがなかったとしても


落ち込まないで

卑下しないで

焦ったりしないで

悔しがらないで

やきもちを焼かないで


心をしずかにして


自分のなかにある

輝き続けるエネルギーを見つめる


そのエネルギーを信じる


自分のなかにあるそれは

神さまの力とつながっていて


信頼すれば

信頼するほど


輝きと力強さを増していくからだ


だから

嫉妬心や

悔しい気持ちや

不安や

悲しい気持ちは

もう要らない


わたしたちが

すべきことは


誰かとくらべて

自分の小ささを嘆くのではなく

持っていないことを

悲しむのではなく


神さまとつながる

自分のなかにある

この、炎のようなエネルギーを

ただ、信じること


そうすることができれば


自分でも信じられないほど

大きなものを生み出すことができる


想像を超える

豊かさを

もたらすことができる


計り知れない力を

発揮することができる


だから

悲しまないで


すべきことは

シンプル


自分の心のなかにある

しずかに、消えずに点り続けている

この炎の力を

ただ、信じるだけ


信じていれば


自分に集中していれば


神さまが

想像を超える力を

わたしたちにくれるからだ


誰にでもある


この世界に

生まれ落ちるときに


神さまが

わたしたちに授けてくれた

この力を

信頼するだけ


自分の花を咲かせることだけに

気を配るだけ


薔薇をまとう

お店で売っていた

深紅の薔薇に目を奪われ

家に連れて帰った


薔薇は見た目が豪華で

美しいだけでなく

よこしまなエネルギーを祓う力を持つという


気高く

美しいだけでなく

そんな力を持った花だということを

知らないでいた


美しさと強さを宿す花


小ぶりだが

ハッとするような

深い赤色の色合いに

薔薇たちの「意思」を感じとる


『わたしたちを見て

わたしたちの強さを感じて

この力を

あなたにあげる』


わたしは

彼女たちの力を借りる


彼女たちの香りと

エネルギーを

身とこころにまとう


この

混沌とした先の見えない世界でも


なんの迷いもなく

突き進んでいくかのような


強い、はっきりとした

深い美しさを持つ

この薔薇のように


強く

迷うことなく

進み続けていくために

自分を許し、自由になる

天赦日の今日


あらためて

ありのままの自分であること

自分のしたいようにすること、過ごすことを

自分に許す日にする


それでいい、と認める日にする


誰かや何かに

縛られたようになっていたのは

じつは、自分でみずからを縛っていたのだと気づいたりする


自分が自分を許さずに

身動きができないように

自由を奪っていたりする


誰かがむしょうに許せなかったり

憎かったりするのは

じつは、自分自身のことを許せなかったり、憎かったりしていたことに気がついたりする


自分で自分のことを許せるようになっていくと


縛られ、こわばっていた何かが緩むのだ


ふわっと何かが緩み

解かれ

そして

少しずつ、力を取りもどしていく


取りもどしていく過程は

ゆっくりかもしれないけど


それすらも、焦らずに許そう


ありのまま、なせるままでいいのだから


気持ちが楽になってくると

すべてにおいて

生き生きとした活力が生まれて

何かが動きだし、廻りはじめる


自分への「縛り」を解くと

もっと自由になる


そして、もっと素晴らしい高みへと行けるのだ


今を変えたい

よくありたい

もっと高みへと行きたい

行かなければ、と思うがために


できない自分を責めて

叱責で縛り付けていたことが


むしろ、良くなっていこうとする自分の邪魔をして

萎縮させ、縛っていたのだ


自由になろう


自分を許して

楽になろう


窮屈に

折りたたまれていた

羽をゆっくりと拡げれば


どこへでも行ける


楽に呼吸ができる


鎖をといて

自由になっていこう


自分で自分に自由を許せば


現実もそう変わっていく


軽やかに

飛び出していこう


行きたいところへ

向かっていこう


ほんとうは

自分を縛るものなんて

最初からないのだから