幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

スマホをオフに

こんな日を時々、設けてみてもいい

「外の世界の情報」を

何も見ない日or時間

何もチェックしない日or時間


誰かの話題

トピックス

日々更新される溢れかえる情報


それをチェックするのをやめる


外にばかり気持ちが向いていくのをやめる日


気がつくと

スマホに手がのびている自分がいる


誰かから連絡が来ているか?

普段チェックしているSNSが更新されているか?

新しいトピックスは?


その情報を見ては

心を揺り動かされたり

頭から離れなかったり

人のことばかりが気になったり

羨ましくなったり


スマホのこんな小さな画面の

小さな世界を覗きこみ

今、生きている世界、自分がいる場所から意識が離れてしまってる

実際に生きてる世界をおろそかに扱ってしまう


まるで気持ちが接着剤でもくつけられたように

スマホを手にしないと落ち着かない


小さな画面に囚われて

夢中になって

気がつくとなんだか疲れている自分がいたりするのだ


便利なものを利用するのはそれでいい


でも執着しすぎないこと


程よく距離を置くこと

何事もバランスよく


見る時間を限定して決めるのがいい


何もチェックせずに

心静かに過ごす

そんな日ものんびりとしていいものだ


そして

スマホをいじる時間で

かわりにもっと建設的な何かができる


こんなふうに

これからは意識して

自分自身に帰る時間を

もっと持ちたい

見つめ直すとき

今はただ

ゆっくりと立ち止まって

自分自身のこと

周りの景色を丁寧に見つめ直したいと感じる


きっと

そんな時間がここで

訪れたのだ


「予定」や「約束」がことごとく

中止になる


でも少し、安心していた


ずっと、何かに追われ続けて

自分を奮い立たせ

走り続けてきていたから

なにか、心の電池の残量が

少なくなっていたのだ


それに気づきながらも

走ることをやめられずにいて

来る日も、来る日も

やることに追われ

やるべきことに追われ

やるべきことを探し

何かを探し周り

何かを恐れ

追いたてられ


心をなくしていた


何か、とても大切なものを

置き去りにしていたように感じていた


味わう心

感じる心

ゆったりと構えること

素直さ

そういう「やわらかいもの」を失っていたのだ


太陽の暖かさを感じたり

木の葉の揺れを感じたり

鳥のさえずり

春に向かって息吹く大地の息づかい

そして

それらの恩恵を受けて

この自分が生きていること


生かされていることを

忘れてしまっていた日常


そして

「謙虚さ」を忘れてしまっていた心


それらを無視して無理に突っ走っても

行き着くところは決まっていたのだ


何か大切なものを見失っているから

行き詰まるのだ


だからいま

ここで休もう


次から次へと「何かを」と

探し回ることをやめて


必死に「無いもの」を取り入れることをやめて


それは本当に必要で

本当に欲しいものなのか?


心を落ち着けて

ゆっくりと自分の心を見つめ直す


本当に必要なものは何だったのか

見つめ直す


忘れていたものはなんだったのか

思い出す


これからは

どう生きていくのかを

捉えなおす


いまはそんなとき


歩く速さを弛めて

見失っていた景色を

じっくりと見たい、感じたい


心を潤わすものを

取り戻したい


取り戻したい


呼び戻したい


ときめきや

心を動かすこと


そして、生きる力を

人生は苦しいだけ?

今、手に入らないものをいつまでも追いかけない


暮らしていると

計画していても思い通りにならないことがある


ほかの全てが順調なのに

ただ一つのことが叶わなくて、思うようにいってなくて

そのことに囚われてしまって、失望する


ほかの全てがうまくいっていても

うまくいかないことに囚われて

すべてがダメだと思ってしまうのだ


そんなときは

決まって、所詮自分はこんなもの

そう思って失望したりする


すべてが思い通りにいくことなんてそうそうないのに

すべてが手に入ることなんて、この世界では難しいことなのに

それを期待して、ただ一つのつまずきで失望する


そんなとき

神様は教えてくれてるのだ


いつまでも

いま手に入らないこと、叶わないことに囚われていないで、と。

その状況をどんなにのろっても、悔やんでも何も始まらない

何も起きない


何も手に入らない


暮らしていれば

そんな小さな落胆、悔しいことは時として起こる


失望してしまうのが悪いというのではない

期待していたのだから

それだけ欲しかったのだから

失望するのは仕方がないこと


だから

落胆したままでいいから

悔しいままでいいから

まず、一呼吸置いて

ちょっと心の視点を動かしてみよう


今、出来ることは何か

今、与えられていることは何か


手に入らないことを見つめ続けて、落胆の気持ちを膨らませるのではなくて


今、自分自身に集まってきているものたち

自分のなかにある可能性

今、できること

これらに目を向け

意識を集中してみる


そして、いまここで何が出来るかを考え

思い浮かぶまま、動いてみよう

その一歩で

沈んだ心に光が射しはじめてくるかもしれない


何か希望が

何か新しい可能性が

見えてくるかもしれない


今、持っているものと可能性に集中して

「そこ」から動く


その先で思いもよらないものがもたらされるかもしれない


そのとき欲しかったものより

もっと素敵なものが

与えられるかもしれない


私たちは錬金術師なのだ


ただの光らない石ころを

金色に光る石に変えていく


その力があるのだと

神様が教えてくれるのだから

試さない手はない


さあ、出来ることから試してみよう


その力を


素敵な未来は

素敵なものは

この手でつかんでいく


この一歩で

近づいていく


落胆しても

思い通りにいかなくても

そこから

一歩

そこから

一つ

工夫をこらして

もっと素晴らしいものを創る

引き寄せる


手に入らないことばかり

見つめたままでは

人生はただの苦しみの連続


そうではないよ、と神様は言う


『錬金術師である自分の力を試してごらんなさい』

そんなとき、神様は耳元でささやいている


そんなときこそ

持っている力を試していこう


私たちは錬金術師


苦しみのなかで止まらずに

そして、何かを変えたいなら

ここから一歩動き出せば

心のなかに光が広がっていくのがわかる


苦しみを希望に変えていく


何もないところから

何かを生み出していく


置かれたところで

光を見つけて

その光を増やしていくこと


だから人生は面白いのだ