幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

あの頃の歌

この頃、懐かしい曲たちをよく聴く

青春を過ごした時代の曲


その年代なりに

悩んだり苦しんだり

当時の感情、情景が甦ってくる


岡村孝子さんの曲もよく聴いた

当時

周りの友人たちは流行りのアップテンポの曲や

派手な明るい曲を好んで聴いていた


社交上手で器用に見えた友人たちから自分は浮いているように感じた


だから、自分は

しっとりと自分の気持ちを歌い上げる岡村孝子さんの詩と曲が好きだった

自分の苦しい胸のうちを切々と歌い上げる歌が多くて

不器用で自信がなかった当時の自分を重ねていたのだ


「道しるべをなくして

どう歩いていっていいかわからない」


「なにを目指していけばいいのか、わからない」


「このまま、どこへ流されていくのだろう」


彼女の曲の言葉

そんな不安な気持ちを美しい調べにのせて歌い上げていた


出口のない暗闇のなかで

進むべき方向を探し続けた日々


あれから

何年も何年も瞬く間に過ぎたような気がして

でも、こんなに遠い「未来」までたどり着いた


おぼろげだけど


今はもう進むべき方向がわかる

何が正しいのかもわかってきた

道しるべもある


あのときから

ずっと、ずっと

それらが欲しかったから


ここまでたどり着けたことに

いま、感謝をする

今年の春は

今年の春は

やれていなかったことをやってみる


一つ一つ

あせらず、丁寧に


桜のつぼみが一つ一つ開いていくように


一つ一つの夢を順番に叶えていく


自分だけのささやかなことも

誰かと共有する大きなことも

新しい楽しい経験も

これから、叶えていきたい


少し淋しかった昨年の春には

出来なかったこと

やろうとしなかったこと


この春はやってみる


たとえ上手にできないとしても

そんなこと問題ない

ワクワクした夢

やってみたいと心に芽生えた思いを叶えようと行動に移すことが大事


こんな前向きな気持ちが大事


忙しいから

気持ちがのらないから

そんなことしている時間がとれないから

そんなふうに後回しにしていたものたちを

あえて、時間をつくって

取り組んでみる


たとえば、作りかけの手芸だったり

長い間、描いていなかったスケッチ

しばらく行っていなかった場所

今まで共にしたことのなかった仲間たちとの活動


私の心は

このやりたかったことたちを早く叶えて!と催促している


淋しさや悲しさは

もう色褪せた思い出に


ゆっくりでいいから


一つずつでいいから


花のつぼみは無理矢理に開こうとしても破れてしまうから


叶えていく道のりも楽しみながら


一つ一つの瞬間に心を注いでいきながら


夢の一つ一つを

丁寧に叶えていくごとに

わたし自身への信頼の気持ちが生まれていく


わたしの心に

一つ一つ明かりが灯る


わたしの心に

ピンク色のやさしい光が灯る

とりあえず取り掛かる

気持ちが固まってから行動しよう

やる気になってから取り掛かろう


そう思って、いつまでもやれていないのが習慣化している


いつかやろうとか

そのうちやろうとか

保留にしているものが

気がつくと堆積しているのだ


後回しにしていると、堆積の山が少しずつ高くなって

ますます取り掛かるのが億劫になってくる


それに出来ていない自分も責めたくなってくる


「取りかかれていない案件」に取り囲まれてる感覚が居心地がわるい


いつまでも自分の気持ちのやる気が高まるのを待っていても

堆積の山は片付く気配がない


やる気がイマイチおきないけど

とりあえず動く


完璧じゃなくても

今日はこれだけ片付けようとか

とりあえず動いてみようとか


その方が以外にもあっさり片付く


頭で考えてただけでは無理そうだと思っていても

やりながら勢いや流れが生まれて

最初に設定した「とりあえずの小さな目標」よりも大きなことを片付けられたりすることに気づく


案外、そんなものだ


「やりたくない節」はいまだに時々顔を出す

しかし、その言い分につきあわず、「とりあえず少しだけ」のスタンスで重い腰をあげたい


たとえ、それが少しの成果だとしても

全く手をつけない状態よりもずっと前向きだ


片付けた量や成果をあまり査定せずに

気を抜いて


とにかく、やろう


わずかな一歩でも全然進まないより、目標に近づけている


今までバカにしていたそのわずかな一歩を、あなどらずに評価していこう


その少しの一歩で大きな山を越えていくことができるとはよく言われるもの


いくら気持ちが完璧主義だからといって、行動まで完璧主義になれるわけではない


いつも気持ちだけが先行して、行動がついていかなかったのだ


むしろ

この自分の場合、完璧主義ほど手をつけないといっていいかもしれない


一度に山を切り崩そうと意気込み

完璧にすべてをやり抜こうと思うあまり

その過程でモチベーションが尽きて、取り掛かるのが億劫になったり、途中でやめてしまったり


深くこだわらず

もっと気を抜いた

しかし、建設的な方法でアプローチをしよう


気負わず、とりあえずやってみる

今の自分にはそのスタンスが一番いいのかもしれない