幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

休息も投資のひとつ

私たちは毎日なんだかんだと忙しく過ごしてしまう


「忙しくしてないといけない」ような気になっている


ゆっくりしたり、何もしないでいたりすると

遅れをとってるのではないかとか

サボってるのではないか

とか

何かを獲得するチャンスを失うのではないかとか

変に心がソワソワして

いつも急き立てられ

何もしないという状態が、さもさも「罪悪」のように感じるのだ


私たちは常に疲労している

そして、何かが違う、何かが間違っているのではないか、と心の片隅で感じながら、日々を過ごしているような気がする


休日でさえ、場合によってはゆっくり休まない

まとまった休みが取れたから、話題のあの場所に行ってみよう、とか

あれをしよう、買いにいこう、とか

そのための耳寄りな情報を仕入れなくてはとか


楽しまなくては

得をしなくては


〇〇しなくてはならない…


私たちは常にインプットすることばかりに気を取られている

常に「何かを獲得しよう」と躍起になり、動き続けている

ゆったりと休む間もなく…


休日があっても、休んだ気がしないとか

疲れが抜けていない

とかいう原因のわからない心身の不調


私たちはインプットばかりし過ぎているのではないか?


何もしないこと

のんびりと身体を休めて

自然のなかに身を置いて

鳥のさえずりに耳を傾けたり

花の姿を愛で、香りを楽しむ


自分自身に何も詰め込まずに、ただ自分自身を清らかな空気のなかで解き放つ


溢れる情報、モノ

インプットばかりしていては心身のバランスが崩れる


時には何もしないこと

引き算のアウトプットも必要なのだ


不要なものをアウトプットするから、必要なものが形をかえて自分にもたらされる


呼吸の吸う、吐く息と一緒

インプットだけが自分自身への投資ではない

何もしないこと

静かに心と身体を静めて、エネルギーを充電する

立ち止まってるようなことでも、大切な「仕事」なのだ


ある程度働いたら

ゆったりと休息の時間を取る

そんなことを繰り返しながら、歩んでいく


引き算、休息も自分自身への大切な投資なのである

生活の質を上げる

暮らしかたを変えていこう

良い方向に少しずつ

出来ることから


生活の質を一つ一つ上げていく


質を上げるといっても

贅沢三昧をするという意味ではない


丁寧に暮らすこと


自分自身を丁寧に整えたり

自分の身の回りを丁寧に整える

高価なものではなくても

自分のお気に入りの優しい素材の服を身に付けたり

身体に優しい丁寧に作られた食べ物を口にする

身の回りを小綺麗に整理整頓しておく


季節の草花を飾ったり


自分が過ごす空間を心地よい状態にしておくのだ


あれもこれもと欲張ってみたり、完璧にこだわりすぎて磨きあげるのではなく

出来ることを出来るときに出来る分だけやるのだ


たくさんでなくていいから

急がなくていいから


あくまでも、「無理をせずに整える」ということ


それらを少しだけ時間をとって丁寧にこなしてみる

それだけで、たとえわずかなことでも「整えた」ことによる清々しい気持ちに包まれ、自分自身に対する愛情も湧いてくるのだ


暮らしながら、生まれる乱れを整えつつ、何かを一つ生み出すこと


誰かと比べるでもなく

自分の心と向き合いながら

一つ一つこなしていくごとに

自分自身への愛情と信頼はきっと育まれていく


わずかな心のほつれも整っていく


自分が好きと思えるように


自分のいる場所が好きと思えるように


これから、この手で整えていこう


そんなふうに気負わない、柔らかなしなやかさ

しかし、それは強固な自分自身への信頼となっていくのだ

チームメイトの存在

私たちにはチームメイトがいる


現実にいる友人や仲間と同じように

何でも相談して、協力してくれる心強いチームメイトだ


それは目には見えない存在のチームメイト


天使と呼んでもいいし、守護存在と呼んでもいい

彼らが言うのだ


『一緒にあなたの人生を良くしていこう

一緒にあなたの人生を創造していこう

私たちはチームメイトです

あなたは決して独りでこの世界で闘っているわけではありません

私たちと一緒に力を合わせて取り組んでいきましょう』


これがチームメイトの切なる願いなのだ

そして、自分たちの存在を気づかせるためのサインを送る


それがエンジェルナンバーだ


つまづきそうになっていたら

道を間違えそうになっていたら

もうダメだと思っていたら

孤独で淋しいと感じていたら

彼らはサインを送っている


気づいてほしい

思い出してほしい

彼らが片時も離れずにそばにいることを


それを信じるも信じないも

受け入れるか拒絶するかも

私たちにはどちらもできるのだ


私たちには自由意志があるから


チームメイトは強要しない


しかし

もっと楽になってほしくて

もっと心強く感じてほしくて

もっと安心してほしくて

私たちの人生を私たち自身の手で変えていく力を取り戻し

健やかな心を取り戻して欲しいから

そのサポートをしたいから

サインを送るのだ


私たちが自分が思ってるよりもどれほど大きな力を備えているかを知ってほしいから


そして、彼らの愛情とサポートに気づいてほしくて、絶え間なくサインを送るのだ


私たちは孤独ではない


たった独りきりで、この「厳しい世界」に放り出されているわけではない


もっと心を開き

もっと信頼して

もっと警戒心を解いて


人生を変えていこう


チームメイトと一緒に