トウモロコシを茹でる
スーパーに山積みで売られている生のトウモロコシを発見♪
わざわざ茹でるのは少々手間暇かかるのに。
懐かしくて、買って、久しぶりに茹でてみた。
大地の栄養成分がギュッと詰まった天然のおやつ。
子供の頃、夏といえば畑から穫ってきたトウモロコシを茹でてもらって、おやつのように食べたなあ。
今も変わらない蝉の声をBGMに。
その季節にその季節ならではの旬のものを食べるのは気持ちいい。
今は季節を問わずいつでもなんでも手に入る時代だけど、旬のものは本来なら今が本番の出番。
「便利、快適」も今の世の中には欠かせないことなのだけれど。
その季節を待って、実りに実ったものをいただくのも格別だ。
スピードや便利時代に慣れている私たちは物事が早く成就しないと焦りを感じてしまう。
つい、早く結果を出すことにこだわってしまう。
「速く、いつでも、今すぐに」が求められる。
コンビニエンスな世の中は快適でそれによって、恩恵も預かっている。
しかし、その流れにドップリ浸かって、スピードと効率重視な空気に、時折ついていけず、息切れしてしまうのも事実だ。
かといって、どちらかを否定してどちらかが絶対ということでもない。
ものごとには良い面も悪い面もある。
その中間に立って、バランスを取ることなのだろうか。
ついスピードを求めて焦ってしまう自分に言い聞かせる。
良いものが出来上がるには時間をかけることも必要、だったよね。遠回りでも。
トウモロコシが茹で上がるまでの時間を、まず一呼吸置いて、楽しみに待つ。
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