幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

ゆるめること

いま、「ゆるめる」ことが必要なように感じる


どんなことに置いても

どんなことに関しても


今までの価値観

それは、自分個人のものだったり

広く大きく考えて

自分を取り巻く社会の価値観だったり


今までの「常識」や「必要なこと」と捉えられてきた価値観は

とにかくやみくもに獲得するために奔走することのように思える

無理をしてでも

他を出し抜いてでも

何を犠牲にしてでも

「獲得」すること


スピードを求められ

合理性を求められ

生産性を求められ


私たちは自分をころし

無理をして

自分に蓋をして

そこに自分自身を組み込んでいかなければならなかった


組み込まれそびれると

容易に社会から弾かれてしまう


まるで使い捨てのように

合理性のもとに


弾かれまいとくいしばる


誰かにそうするように求められたり

またそうでなくても

自分自身がそうしなければ、と強迫的に思い込んでるのである


犠牲を払って貢献することが

英雄であるかのように感じている


私たちはゆるめなければならない


もっと、自分自身を

ペースをゆるめて

スピードをおとして


自分自身の内なる声を聴けているか?

悲鳴をあげているのを無視してはいないか?


「無理をすること」に使命や義務を感じて

その責任を果たすことで

そうすることで自分を安心させていないか?


そうしないと、自分は許されないのではないか?


誰かが赦してくれないのではないか?


見捨てられるのではないか?


心の底にそんな不安を宿しながら


出口のない道を歩かされているのだ


ゆるめるのだ


身体を

心を


これからは、そうしていかなくてはならない


こうでなければいけない

そんなふうに決めつけずに


がんじがらめにならずに


ゆるめることで見えてくるものがある


もっと大切なこと

必要なこと


ほんとうは欲しかったこと


頑なに決めつけずに


もっと楽に構えよう


80%主義でいこう


設定した目標と計画に縛られ過ぎずに

決めつけ過ぎずに


走り続けることだけがゴールに近づくことではない


ペースをゆるめ

ときに心と身体を休め、自分自身を遊ばせる

周りの景色をゆっくり見渡す

そのとき、心に響くものが目に飛び込んでくるかもしれない


それが何かを変えるきっかけになるかもしれない


寄り道やよそ見だって

人生に彩りを添える大切な要素だ


走り、立ち止まり、休み、遊び、味わう


そしてまた走る


走り続けて、何かを「生産する」ことばかりに気をとられないことだ


ゆるめれば

本来の自分の力を取り戻す

ペースをゆるめることによって

狭い視野が少し広がる


余裕が生まれる


余裕を生み出し、楽に構えることが

何かを獲得する早道なのだ


その姿勢を保てば

心をゆるやかに、軽やかに保てば


宇宙はほんとうに必要な、最適なものを私たちに贈ってくれる


宇宙は

社会のペースに乗れないからといって

私たちを弾いたりはしない

生産性がないからといって

決して、弾いたりはしない


ほんとうは

宇宙は私たちに優しく、寛大なのである