幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

うまくいかないことは手放そう

思い癖、行動パターン

これらを頑なに守ってしまっていた。

たとえば

今までの人間関係で誰かと何気ないことで衝突してしまったとき

私は自分が傷つけられた感情ばかりを見つめ

ひたすらに相手を憎んだ

被害者ぶっていた

相手だって言い分があるのに

それを冷静に考える余地なんてなかった。

だから

相手をひたすら憎んで

許せずにいて

いつも袋小路にはまっていた

どうしてそんなこと言われなくちゃならないの

どうしてそんな仕打ちを受けなきゃならないの

ひたすらに相手だけを責めていた

こんなに自分を傷つけた相手を許すなんて大損だと思っていた


ずっと

ずっと

そんなことを繰り返してきたのだ

そんなことで人間関係を簡単にダメにしていた

そんなことで人間関係を苦手にしていた


何がそんなに許せないでいたのだろう

憎しみの虜になって


仲違いする最初の理由は

些細なことだったりするのに

面白くない気持ちがこじれていって


許せない

そんな気持ちで心をいっぱいにして

雁字搦めになっていた。


そんなことを頑なにやり通して

得たものなんて何もない。


一時は気持ちがスッとしたりもするけれど


相手と仲違いすることが


気持ちのいいことのわけがない


悔しい

小さなプライド


ずっとうまくいかなかった


うまくいかないことは手放そう

さっさと


そんなことにいつまでもこだわっていても何も生まれない

それどころか大切なエネルギーも奪われる


そんなことをしていいことなんてない。

何もかもが閉ざされていくばかりだというのに

どうして

ときに人はこんなにも憎しみに突き動かされてしまうのだろう


手放そう

うまくいかないことは


パッと踵を返して


あっけらかんと気持ちを切り替えるのだ


思い切ってそうしてしまえば、とても楽なことに気が付いた。

それに

気持ちが変わったら現実がそれについてきた

その仲違いしていた相手といとも簡単に和解できたのである

しかも、相手の方から歩み寄ってくれて


心を縛る重い荷物は全てかなぐり捨てよう

潔く


こだわりを捨てて気持ちを切り替えればうまくいく

損得とかごちゃごちゃ考えない

未練がましく考えない

そんなもの握っていたっていいことなんて一つもないのだから


もしこれまでの経験の痛みが自分を縛っていて、傷つけた誰かを簡単に許せずにいるのなら


天使にその心の痛みの重荷を全て引き渡そう


全て引き渡して遠くへ持って行ってもらおう

それで私の心は軽くなる


あっけらかんと手放して、無かったことのように

次へと気持ちを切り替えれば

心が軽くなるし

すべてがうまくいくようになっている