幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

自然体で生きる

自然体でいきたい


もう、「無理」にとか

「力でコントロール」とか

「コチコチの完璧主義」とか

「絶対的ななにか」に合わせる、とか

そういった硬質なものから

脱却したい自分がいる


そして、自分自身を押し殺したくない


自分自身を騙したまま、演じていたくない


これまでの人生

そういうものに従って、振り回されたり、制圧されて生きてきたように思える


自分自身が「そうでなければ」という思いで自分を縛っていたというのもある


何事も、コチコチの完璧主義で理想を目指し、いつも達成できず、疲弊していた


そして、何かに追われているようで、恐れていた


ひどく疲れ

安らぎを求めた


オール・オア・ナッシング

白か黒


そんな理想を掲げていては、人間らしくいられない


どうして、そんなに追い立てるのか?と自分に聞く


完璧じゃないと評価されないから

それに

完璧じゃない自分を許せないから


その生き方は間違っているよ


壁にぶつかるたびに

そんなふうに、人生は教えてくれているのだろうか


その理想にこだわり、執着しがちな自分に

人生は語る


自分にも、誰かにも

必要以上に厳しい目を向けて、価値観を押し付けて、理想を追及することは間違っているよ、と


思い通りにならないことに苛立ったり


それは、違うよ


そう言っているのかもしれない


わたしに必要なのは

周りをもっと広く見渡して「理解」をすること


誰かの考え

生き方

自然体でいることの大切さ

のびのびとしていることの大切さ


狭い視野での理想にこだわらず

おおらかに、自然体であることを肯定して


いいところも

わるいところも

持っていて

ちょっと抜けている自分


確かに不完全だけど


それが人間らしさ


神様はこの世界で

人間をそのように創ったのかもしれない


そして、その人間らしさを批判せずに肯定する


いろいろなものを持ち合わせ

無骨で、不恰好で

どこか抜けていて

優しい心もドロドロしたところもあって


それでいても

上を目指し

希望を抱き

誰かの力になりたい、愛したいと思い


独りにならず

誰かと寄り添うこと


そういう人間らしさ


それこそが人間として

完璧なことなのかもしれない

夢を、そして自分を育む

世の中には、すごい人がたくさんいる


その誰かの輝きが羨ましくなる

その人が何かを手にして、キラキラと輝いているのを見るとき

いつも苦しくなる

嫉妬なんかしたりする自分も嫌になる

自分にはない

空っぽに思えて


ほんとにそう?

ほんとに空っぽなの?


誰かの声が聞こえた気がする


誰かが羨ましくて苦しくなるのは

自分が自分の夢と向き合っていないから


本当に目指したいものを見据えていないから


自分自身からよそ見をしているから


夢はちゃんとある

今も静かに、心のなかに存在し続けているのに

それを忘れているのだ


わたしの夢は

わたしがちゃんと見つめて

育んでくれることを

今か今かと待ちわびている


この世に生まれてきた人で

何も持っていない、空っぽな人などいない


みんな、大切に育むべきものを携えて、この世に生まれてきている


何かを達成するため


それを手にする喜びを得るために


そして、夢のために、自分が強くあり続けるために


その心を育むために


それを育む喜びを味わうために

新しいアイデア

「新しいアイデアを試せ」と天使が言う


それはいまの自分には馴染みがない考え方


よそよそしいもの


普段、考えるお決まりの思考回路

それが自分の行動を決めている

自分自身のありかた、これから向かう行き先を決めている


いまの思考回路を必要なもの、もう要らないもの、見直しをして

グレードアップしなければならないようだ


新しいアイデア


それはとても不可能に思えたりする

それは勇気が要る冒険だったりする

それは自分自身が取り入れたことのない、まるで他人のような考え方だったり


すごくハードルが高い考え方だったりする


いつもの自分の思考回路は「安全」で「逃げ場」になるが、それによって、状況はいつも変わらない


いつもの自分と同じ考え方をしていては

変化も自分自身の成長もバージョンアップもない


バージョンアップこそ、私たちがここに生まれてきた目的と理由


とても勇気がいるように思えるが

そのよそよそしいアイデアを自分のものにしようと心に決めれば


それは自分のものに変わっていく

そのとき、もう「よそよそしさ」はない


新しいアイデアに従い、導かれ、強く成長した自分がそこにいるだろう


新しいものをどんどん取り入れて

私たちはどんどん変わり

輝かしく成長していく