幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

春風のなかで

春がきて


でも、心のなかはさまよっていた


きらびやかな春


でも自分には「希望」が訪れるのだろうか?

いま、心の空洞を満たすものは、まだなにもない。


どこに向かって歩いていけばいい?

さしあたって向かう目的地がわからない。


新しいものを手にするには


今、まだ手のなかに残ってあるものを手放さなければならないのだろう。


その手にしているものとの縁はもう終わっているかもしれない


私から離れていくもの、手放そうとするものに代わるものは

まだ目の前には現れていないけれど


それでも

先に未練を手放すこと

手放す勇気を持つこと


季節はもう変わっている


住み慣れた部屋を片付けるように


いまの自分を迎えてくれる新しいもの、素敵なものが必ずやってくることを信じて


なぜなら、天使がそう伝えてくれるから


信じられないことでも

いつも私の何歩か先を歩く天使がちゃんと示してくれているから


『新しい心踊る出会い』


だからいま

ここで、信じる勇気を持つことにする


タイミングが熟せば

そのときが来れば

その新しいギフトはもたらされるから


だから、そのギフトを腕一杯に受けとるために


心の中をシンプルにしておこう


そして、まだ現れないからといって嘆かないことにしよう


心を後ろに引っ張るもの

心が萎縮するような思いや考えは振り捨てて



新しいものを手に入れようとする今の自分にふさわしくないものは、すべて潔く手放そう


そこにエネルギーを奪われる必要はもうない。


もったいない。


期待

不安


いろいろなものが、心のなかをよぎっていくが


そんなものすべてを

このさわやかな春風にあずけて任せよう


すべて任せてみよう


心を軽くして、手のひらを軽くして

その「希望」が訪れるのを待とう



春の訪れを告げる花がつぎつぎに咲き始めている


希望の蕾がほころんでいる


まだ道の途中だけど

歩き始めたばかりだけど


まだまだ未完成だけど


今のこの季節をただ素直に、こころゆくまで感じよう


自分を取り巻く季節は、もうとっくに変わっているのに


ステージは変わっているのに


私だけがいつまでも心を閉じて

後ろを向いて

Noと言っているのかもしれない