幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

一つの節目

春がもうすぐ来る

風は冷たく寒い冬の名残がまだ、ここにある


まだここにある


もうすぐそれぞれに新しい季節がやってくるけど


まだここにある


巡りくる新しい季節


短い間だが、共に過ごした人たちとの別れが近づく

それぞれの新天地へ向かうとき


短かかったのに、私にとって、決して、ただの通りすがりの人たちではなかった


私の中に温かい確かな温もりと楽しい思い出を刻み

その人たちから、たくさん教わり

だからこそ

その人たちとの別れが悲しい


こうして別れのときや節目の時期を迎えるたびに

いつも思ってきた


どうして、離れ離れにならなきゃいけないの?

離れるのがこんなに悲しい人との別れ

こんなに悲しくて、さみしい思いをする出逢いなら

出逢わない方がいい

出逢わなければ

心に波風もたたない


でも、それでいいのか?


心に波風が起きない人生

それは、豊かで楽しくワクワクする人生といえるか?


ともに過ごした人たちとの別れは確かに寂しいけれど

初めて出逢えたとき

私の心は嬉しさに躍った

こんなに素敵な人たちと出会えた幸運に感謝をした

そして、この人たちと楽しい日々を過ごすことができて

沢山の恩恵をいただいた。


別れは寂しいけれど

この出会いがなければ、もたらされなかった幸福を


まだここにある

冬の名残と一抹の寂しさ


いま、寂しさに取り残されそうな気持ちを抱え

前に進もうとする気持ちも挫かれていたら

天使は繰り返しこう言ってくれた


221 感謝したい人たちのリストを創りなさい。感謝することによってあなたはこれからもずっと恩恵を受けられる

154 あなたは変化の中にいる。その必要な変化を遂げるために、天使がいま、そばにいるのです。その必要な変化とは満足や幸福のレベルを上げるもの。

恐れを手放し、信じる心を保つために天使を頼って下さい


「寂しい」と天使を呼んだ。

そして「まだここにある」取り残されそうなこの気持ちを天に放ってみた

次へ進むために


後ろ向きにならず

次のもっと良い未来を信じて

人生は動いていて

人も動く

全てが「次」に進んでいる


だから、後ろに引っ張る思いを全て解き放つ


寂しいけどもう「独り」じゃないんだ

そうだった。私の側には天使がいつもいる。

もう、今までとは違う。

天使と一緒に次へ進もう。

手放そう、心を苦しめてるものは全て。

この寂しさも


『手放せば新しいものはやってくる』


今まで以上にもっと満足と幸福のレベルを上げるものが


いま、私にはただ信じることしか出来ない

もっとより良い未来を。


だが、それでいい

ただ、信じていればいい。

そう天使に教わったから。