幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

身構えなくていい

身構えなくていい


もう身構えなくていい


天使は何度も私に諭す。


外の世界に対して心を完全に開けずにいる私に


今までの手痛い経験から

心を閉ざす私に


嫌われる前に嫌ってやろう


とか


別に好かれなくたっていい


平気だ


全ての自分の感情に蓋をして

自分が傷つかないように

なんでもドライに受け止めて

感じないふりをして


痛々しく守ってきた


こんなにも人が怖かった


嫌われるのが


愛されないのが


傷つくのが


だから

傷つかないように


何も感じないように

合理的に受け流して

無関心を装って

自分を守り通してきたのだ


でもそんなことをやり続けて

いったい今まで私は何を得たというのだ。


形ばかりの人間関係


心を開いて

腹を割って

喜びやその他の感情を包み隠さず分かち合う許しあえる友はいただろうか。


本当はすごく傷つきやすい

本当は愛されたい


好かれたい


そんな気持ちを押し殺していた


生きているのだ


いま、共に在る人々

一期一会の出逢いに

感謝をしながら

分かち合おう

心を開いて

素直な私の気持ちを表現しよう

恰好つけないで


嫌われるのがこわい


そんなこともう思うのはやめよう


自分から誰かに心を開く


自分から話しかけてみる


自分から笑いかけてみる


自分から愛を送る


そういう今まで出来なかったこと

やらなかったこと

これからはやってみよう


なぜなら


今出逢えた人たちからたくさんのそういう笑顔と優しさをもらったからだ


その素晴らしさを教えもらったから


私も真似して表現してみよう


良いことは真似しよう

良いことは広げよう


これまでの悲しみと苦しみを越えて

いま、全てに感謝をしたい自分がここにいる。