愛を学ぶ
自分を好きになる練習をしよう。
そう、嫌いな自分、認めたくない自分も受け入れること。
いままで、嫌いな自分を認める、ということを避けてきた。
向き合うことを逃げてきた。
自分を嫌うことは、好きになることより簡単だった。
なぜなら、好きなところより、嫌いなところのほうが沢山思いついたからだ。
自分がキライなんて、自分の居場所を初めから失っているみたいで、寄りどころがない。
私はずっと、ずっと、そんな気持ちのまま、暮らしてきた。
ある人に、自分の好きなところを100個、浮かべてごらん、と言われた。
キライなとこなら、それくらい思いつくのにね…
自分がすきどころか、いつも自分とは違う人間に、なりたかった。
『理想』みたいなのがあって。
空想で、そんな理想像になった自分を想像しているときが心地よかった。
現実の自分は否定していた。
だから、現実の自分は何一つ実を結ばなかった。
意欲もなかった。
なんのために生きているんだろう?
自分は、なぜこの世界に生まれて来たんだろう?何をしに?
自分は、なぜ、自分のまま、輝けないのだろう?
誰かみたいに。
出会う、様々な人と比べては、足りないところが目に付いた。
他人は自分と比較するためにある…??
そんな考え方は悲しい。
こうしたい、ああなりたい、という希望も自己否定の気持ちにもみ消されていった。
なぜ、輝けないのだろう?
いつも虚しい問いかけだけが、宙に浮いていた。
輝きたい。私のままで。ありのままで。
裏返せば、私の望みはこうだ。
いろいろ経験して。
いろいろ学んで。
人から教えられて。
気持ちを救ってくれそうな本も数え切れないほど集めて読んで。
天使にも教えられて。
私はいま、ありのまま、自分を愛そうと思っている。
かっこつけないで。
カッコ悪いところもいいじゃない。私なんだから。
虚勢をはらず、素直に。
ここから始めなくては。
自分が自分のだめなところをちゃんと許してあげていれば
たとえ、誰かから批判されたところで
傷つかない。
前向きに、自分を丸ごと信頼する。
なんと、穏やかな気持ちだろう。
なんと、楽に呼吸が出来ることだろう。
自分で自分を許す、愛するということは、こんなに素晴らしい。
世界中に味方が沢山いるのと同じくらい、深い安心感に包まれる。
自分を許し、愛しなさいという天使の言葉を何度も目にする。
そんなに何回も天使に言われて。
私、自分を許していいんだ。
こんななのに…、このまま自分を愛してもいいんだ。
初めて、自分で自分の鎖を解いた。
長い間、縛っていた。
涙がたくさん、たくさん出て、私の気持ちは軽くなった。
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