幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

大丈夫

なんとなく

心寂しくなったり

心が折れそうになったり


拭っても拭っても

わけもなく不安や淋しさが消えないときがあるものだ


何を拠り所にすればいい?

何を信じればいい?


誰もわからない


誰も教えてくれない、と感じるとき


どうすればいい?

このままでいい?


孤独な問いかけだけが宙に浮いて


そんな気持ちでいるとき

雲間からふと太陽の光が差し込む


今まで薄暗く陰っていた世界に

みるみるオレンジ色の光がパアッと差し込み

辺りを明るく照らす


その光の

なんとあたたかく強いことだろう


『大丈夫』


その光が

心に語りかける


『あなたは今、不安になっている

だからいま、この光を見つめてみるといい』

そう告げているような気持ちになる


じっと光を見つめた


すると、光はキラキラとさらに強さを増して

心に訴えてくる


『信じていて、大丈夫』


太陽は語る


太陽の光には

なにか強い存在のメッセージとエネルギーを感じる


そして、今

その強さが増しているような気がしてならない


この世界のすべてを育む太陽だからこそ


太陽の光を見つめるとき

私たちの心の内側にキャンドルの火が灯されるのだ


希望の火


あの力強さと同じくらいの強い光が

心のなかにも


「信じていよう」

そう思わせてくれる

思い出させてくれる

キャンドルの火が