幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

脱・成果主義

あれもこれもやらなければいけない

毎日やらなければならないことばかりに追われている


気がつくと眉間にシワを寄せている


毎日忙しくしていると

どうしても「目に見える成果」をあげることばかりに躍起になりがちになる

しかし、思うようにはかどらなかったり出来なかったりして挫折感を味わうことが多々あり


ダメだとわかりながら、またイライラしている


ちょっと待って

大切なことは何だっただろうか?


機械のように無駄なく動き

正確にこなすこと

これまで、それを目指して意識しながらやろうとして

なかなか思うように実現できなくてイライラしたりしていた


理想どおりにはいかない


きっと目指すところはソコじゃないんだ


成果をあげて自分のエゴを満足させることではないんだ


成果やスピード

生産性が大事


これまでの価値観はそれでやってきた


次第にそんなことに息苦しさを感じるようになった


つい、「ゆとり」や「遊び」「寄り道」は必要ないと思いがちになる

成果をあげることにそれらは足を引っ張るものであって、遅れをとるもの


そう考えて後回しにしていたから


遊び、休むことに罪悪感を感じることはそこから来ている


いつも焦って、あくせくして

自分にも他人にも腹をたてたくなった


優しさや暖かさを忘れた心


本当はそれをずっと欲していたのに


そんなことしていても

いつまでたっても安らげない


自分だけの理想、自分だけの成果主義にこだわりイラついている


そんな考えは独りよがりの独り相撲であることに気づく


もうそんなこと手放して

自分自身にちょっと立ち止まる時間を取ることを許す


敢えてそうする


「ゆとり、遊び、寄り道」を生活のなかに取り入れる


忙しいと「そんな無駄なことをしてる時間はない」と後回しにするけれど

その「無駄な後回し」を今やることを自分に許そう


たとえ目指す「目標値」まで出来なくても

出来るところまでこなすということでいい


時間がかかっても

回り道しても

やればいいのだから


合間に休んだり、遊んだりするゆとりのなかにも

得るものがたくさんある


自分を労ったり、エネルギーをチャージする時間はなくてはならない

誰かとゆっくりと楽しい時間を持つことも

なくてはならない


心が焦りだしたらこう言おう


『物事は順序よく片付くもの』

もし、スムーズにいかないのならまだそれをやるタイミングではなかったり

いくつかの段階を経ながら片付いていくものなのかもしれない


時間をかけて焦らずに

ひとつずつ、ひとつずつ


自分のペースを保ちながら


走り続けて成果をあげることばかりが人生の目標ではない


自分や周りのひと、周りのものを慈しむこと

美しいものを感じること

温かいものを感じること

一方で、そういうことも忘れてはならない


立ち止まってもいい

小休止してもいい

そこでじっくりとなにかを見つめたり

感じたり

そういった、ゆとりがもたらす楽しく美しい一時を持ちたい

そこで得るインスピレーションや贈り物は

幸せな人生を創るきっかけを生み出してくれる


焦り出したり

イライラしはじめたら

息を吸い込んで

本来の気持ちを取り戻そう


本当の大切なことを思い返そう


物事はすべてが順序よく収まっていくから

焦る必要はないのだ


だから

自分にも

誰かにも

やさしくあることこそを大切にしたい