幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

心をしずかに

やらなければならない


まいにち、まいにち

やることは尽きない

やらなければならないことは尽きない


「やらなければいけない」と感じることに終わりがない


いつも、いつも追いたてられ

忙しさに振り回され

何かに追われている


何かに怯えている


やらなければならない


やらなければいけない

責務に追いたてられ

恐れて

姿の見えない不安に怯える


誰もがそんな心の闇をどこかに隠し持って

まいにち過ごしている


みんな、みんな

疲れて、恐れて

それでも

明日のために

走り続けなければならない


今日もどこかで


誰かが思う


誰かが感じている


やらなければいけない


休みたいけど

やらなければいけない

あれも、これも


違うよ


違うんだよ


人生は


やらなければいけないことだけで出来ているわけではない


休んでいいんだよ


休まなくてはいけないんだよ


一呼吸置いて

空を眺め

季節が移り変わっていたことに気づいたり

心を空っぽにして

大好きなものたちに囲まれる一時を

持つことだって

ちゃんと許されている


ちゃんと与えられている


走り続けなければいけないなんて

それは違う


たとえ

心が「やらなければ…」と思い詰めていたとしても


身体の声を聴いて


ほんとうの自分の声を聴いて


「やらなければいけない」は

時にわたしたちが心に作り出した「幻」だ


恐れる心が作り出した「幻」


休んでいい


心の重荷を外に降ろして

心が向かうもの、求めるものに素直に向かってみる

美しいものに囲まれ、あなたはしばし休息する


ほんとうは、あなたはいつでも自由なのだ


キャンドルに火を灯して

静かに心と身体を静めて


あなたには

休む時間が与えられている