幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

あの頃の歌

この頃、懐かしい曲たちをよく聴く

青春を過ごした時代の曲


その年代なりに

悩んだり苦しんだり

当時の感情、情景が甦ってくる


岡村孝子さんの曲もよく聴いた

当時

周りの友人たちは流行りのアップテンポの曲や

派手な明るい曲を好んで聴いていた


社交上手で器用に見えた友人たちから自分は浮いているように感じた


だから、自分は

しっとりと自分の気持ちを歌い上げる岡村孝子さんの詩と曲が好きだった

自分の苦しい胸のうちを切々と歌い上げる歌が多くて

不器用で自信がなかった当時の自分を重ねていたのだ


「道しるべをなくして

どう歩いていっていいかわからない」


「なにを目指していけばいいのか、わからない」


「このまま、どこへ流されていくのだろう」


彼女の曲の言葉

そんな不安な気持ちを美しい調べにのせて歌い上げていた


出口のない暗闇のなかで

進むべき方向を探し続けた日々


あれから

何年も何年も瞬く間に過ぎたような気がして

でも、こんなに遠い「未来」までたどり着いた


おぼろげだけど


今はもう進むべき方向がわかる

何が正しいのかもわかってきた

道しるべもある


あのときから

ずっと、ずっと

それらが欲しかったから


ここまでたどり着けたことに

いま、感謝をする