幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

競争する心

この世界で何かをしよう


そう思ったとき


なぜ競争をしたがるのだろう?


なぜ、隣のだれかと競り合うの?


なぜ一番じゃなければいけないんだろう?


なぜ「勝たなければ」ならないのだろう?


つい、「競う」ことにこだわってしまう


一番、優れていなければならない

そんな窮屈な考えに縛られ

エゴに取りつかれ

自分を追い立て

他人との間に亀裂を生じさせる


楽しいはずのことも苦しみになる


こんな価値観にずっと縛られてきたのだ


「負ける」のが悔しくなる


「一番」と評価されること


すべてのひとに評価されること


それを常に目標にしていれば、窮屈で孤独なだけだ


何かに取り組むのに「一番」じゃなくていいのだ


大切なのは

自分の取り組んだこと、施したことが誰かの力になること


誰かのエネルギーになること


万人に評価されなくていい


たとえ

一人でも、二人でも

自分が作ったものを見て

自分が施したことを受けて

幸せと安らぎを感じてもらえて

エネルギーを得てもらえるなら

それで自分は「完璧なしごと」をしたことになる


一番じゃなくていい


たとえ、すべての人に受け入れてもらえなくても


そんなことはまったく

問題ではない


そうでなくても

ちゃんと、誰かを幸せにできるのだということ


それだけで、じゅうぶん完璧に役割を果たせるのだということ


ただ、心をこめて

目の前の誰かに、自分の持てる力を捧げることだけ

「競う」という不毛な苦しみを捨て

この世界へ向けて、自分の真心と情熱を放つ


誰かのエネルギーになればいい


誰かの勇気になればいい


誰かの明日への力になればいい


それでいい


それが、いま、ここに自分がいる意味


自分の役割