幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

過去の痛みを解き放つ

過去の痛みに囚われて

過去の傷を思い出して

同じような出来事が起きて

同じ事を繰り返そうとするわたしに天使はたしなめるのだ


どうしたの?


何を恐れているの?


恐れるものはなにもない


最悪の状況はもう終わった


昔、誰かといがみ合って

傷ついた気持ちを思い出して

許せない気持ちが再び溢れだす


許せない、許すものかと叫び続ける


そのとき

目の前の相手に対し

それ以上に

昔の憎しみまで思い出しているのだ

重ねているのだ


何をそんなに憎んでいるのか

何をそんなに恐れているのか


最悪の状況はもう終わったのだ


熱くなる感情を

暴走をとめて

冷静に突き放し

静かに状況を見てみよう


そんなに許せないことなのか

わたしにも落ち度があったはず


こんなときは

同じ事を繰返し感じてしまう「わたしの思考」から離れる


それをすべて天使に託すのだ


この泥々した気持ちをすべて


憎しみの感情から離れられずにいる自分を解放しなければならない

意を決して


だらだらと負の感情に流され続けたままでいてはならない


もう新しい自分にならなければならない


今までのことは「卒業」だ


第三者の視点で俯瞰してみるのだ


そんなに憎むことなのか

昔の記憶が重なり過ぎていないか?

冷静に現状を見つめることができているか?

目の前の相手は、それほどまでに自分を傷つけたのか?


最悪の状況は終わっている


もう、いがみ合うときではない


心に刻もう


過去の痛みを解き放とう


自分に問うのだ


幸せになりたいよね?


幸せになるのが、わたしの本心であるなら

勇気をだして

これら負の感情をすべて天使に引き渡してしまおう


負の感情は

自分の力だけでコントロールはできない


押さえよう、コントロールしようとすればするほど泥沼にはまる


過去の心の痛みがすべて消えるまで

ずっと天使にこの感情を渡し続ける


そうして、わたしは、わたしのこれまでの人生を癒す


これからは、負の感情の奴隷にはならない