幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

なつかしい場所

しばらく訪れていなかった場所に

何年ぶりかで来てみた

あの頃と同じように

このベンチにすわり、涼やかな湖面を眺める

遠くで夏の鳥のさえずり

風を受ける木葉の音

あの頃と替わらない景色が目の前にあっても

わたしはあの頃とは違う

いろいろな出来事を経て

いま、静かにここに座っているのだ


いろいろな出来事

いろいろな出会い

それらがわたしを変えた

成長できたかもしれない

まだまだ変われないところもあるけれど

あの頃より、自分のことを好きと言える


あの頃は、いまよりもたくさん苦しみやこだわりを抱えていた。たくさん傷ついていた。


ベンチにすわり、あの頃と同じ景色を見て、あの頃に感じていた自分の気持ちに戻ってみる

思い出そうとしても、もう遠く感じている


いま、苦しさを少しずつ脱ぎ捨て

もっと、もっと楽になっていく

天使の道しるべと

天使の愛あふれるサポートを受けながら

私は幸せに満ちた今を手に入れている


幸せな心境とは程遠かったむかし

でも、いまこうして手に入れていること


それは

私が心のどこかで

希望を捨てていなかったからだ

天使が示す希望に満ちた未来のありかたを

とても信じられない状況のなかでも、疑わず、信じていたからだ


信じていたかったから、どうしても


幸せを手にしてもいいのか、そして、できるのかを恐れていた

自分は罪深く、至らない、だめな人間だと思っていたから

でも、もうそんなふうには思わない


ひとは誰でも幸せになる権利がある

幸せになって構わない

生まれてきたら、ひとは幸せになるべき

天使が教えてくれた

誰かがそう言ってくれた

だから、幸せを掴むことをもう恐れない


私は幸せになるのだ

天使が言ってくれるとおり

私は幸福に満ちた未来を手にする


そのために


幸せになる道をいつもえらぶ