幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

しがみつかない

しがみつくこと

終わってしまったことに

いなくなってしまった人に

思うようにいかないことに


いつまでもしがみついても

もう戻らないのだ

うまくいかないのだ

ものごとに、誰かに、執着して良くなることなんてない。

自分自身が袋小路に入って余計、苦しんだり悲しんだりするだけなのだ

そして、そこから抜け出せずにいるのだ


神様は、天使は言う


それら、愛しいもの、恋しいものが目の前から消え去っても『何も失っていない』のだと。


そう、何も失っていない。


一つの扉が閉じただけで

次にもたらされるものが用意されている

迎えてくれるものがあるのだ


なのに

いつまでも失った何かにしがみついているから、達成できなかったことにこだわっているから、新しいものを向かえ入れることが出来ない

だから、ずっと「失っている」のだ


確かに思い入れの強い愛しいものたちが目の前から消えてしまうのはとてもつらい。

どうして、神様はそんなつらいことをあえてするのだと思ったりする


でも、神様は何も奪ったり取り上げたりしたのではないという。


出会いと別れは繰り返す


悲しいとき、寂しくなったらこう思おう


『何も失っていない』と


何かの節目で、その愛しいものや人と切り離されるときがある

でも次にやってくるものがあるのだ

そのときの自分にふさわしいものや人との出会いがもたらされる

『古いものが去り、新しいものがもたらされる』

だから、失っていない。

悲しくて、気持ちが建て直せなくても無理しなくていい

悲しくて、心に穴が空いてしまうのは当然の心境

そんな心はそっとそのままで、天使にゆだねてしまおう

やかて、自然に気持ちが切り替わっていくからだ


だから、もうしがみつくことをやめるのだ

新しいものが、人たちが心の扉をノックしている

悲しく寂しい心を天使にゆだね

心を開いていこう

時間が少しかかってもいい

新しいものははじめは馴染まないかもしれない

でも、与えられたそれらの出会いは

いまの自分にふさわしいもの


すぐに気持ちが沿えなくても

ゆだねて決心すれば、必ず気持ちは切り替えられる

かならず変えていける力がある自分を信じる


だから、神様や天使の言うとおり

常に何も失っていない


そして、神様や天使が私たちを見放すことなど決してないのだ