幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

足りないと思うから

足りないと思うから

何かを際限なく追い求め

心は常に満たされない

手に入れても別の何かを求める


足りないと思うから

隣の誰かと比べて

軋轢を生む

奪い合い、憎み合い、衝突を繰り返す


足りないと思うから

自分には〇〇がないと思うから

ありのままの自分を認められない

自分を好きになれない

自分が自分であることに満足できない


自分は空っぽだから

足りないから

その隙間を埋めるものを外の世界に探す

探し回っても、どんなに遠くまで時間とお金を費やして探し回っても

心を満たすものはきっと見つからない


なぜなら、自分は足りない、持っていないという意識を持ち続けているから

ありのままの自分自身をそれでいいと認めることが出来ないから


そして、誰かに愛されないと不安な自分

愛情が不足している自分

だから、相手に執着する

他の誰かに執着して、自分を愛して欲しい、と懇願する


自分以外の誰かに、何かに、自分の心にできた大きな穴を埋めて欲しいのだ


尽きることのない欠乏感

探し続け、満たされず、疲れ果てる


天使は言う

『不足や欠乏という状態は見つめないこと、それは幻想なのだ』と

自分がいま、どんな状態でも責めない

「判定」を下さない


『まずは自分自身に愛情を注ぐこと』


「持っていなくて、至らなくて」、どんなに許すべき自分じゃない、としてもだ


否定的な見方を全て愛情を込めて「変換」するのだ


あえて、だ


黒かったオセロの駒を一つ一つ白に変えていく


自分が喜び、安心できるような思いで自分自身を包んでみよう

それは

誰かから、こう言われたら嬉しいとか安心するとかいうような思いや言葉を自分自身にかけること

自分が自分自身を労り、喜ばせ、安心させる

自分が満足のいくレベルに到達したから、褒めて認めるのではなくて

まだ何を手にしていなくてもだ

自分が足りないものを得てからではなくて

先回りして、まずは、いまの自分自身でも愛し、認める

自分は足りていると思えたところに、そういう自分自身に宇宙の豊かさは流れていくからだ


「足りない」と思うのを、もう止めよう


止めなければいけない


誰かと比較することもだ

何も判断せず

そのままの自分で安心することが出来れば

豊かさのルートは開かれ、拡大し

結果、心は満たされる


そうなればもう、誰かから何も奪う必要はない

比較も不要だ

豊かさは「いま、ここに」流れ込むから

自分が自分を愛し、認められるから、誰かからの愛情だって求めなくてもいい

「足りない」という意識を変えれば、

そう考えることを一切やめれば

人生の大半の苦しみを手放すことが出来るはずだ


私たちはあえて、意識をいまここで変えて

自分をしつこく苦しめるすべての悪循環から解放されるべきだ