幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

昨日とは違う色で

私たちが持つ心は本来はなんの傷もなく、円く(まるく)て光輝いていて純粋な形をしているものだ、と感じる。


それが、人生経験を積みながら凹んだり、傷がついたり

とても強い圧力が加わったり、加わり続けてしまうと

なかなか従来の円い形に戻れない


凹んだまま

傷が癒えていないまま

そんな心を抱えて

蓋をして

平気を装って

毎日、生き続けている


でも、いつ何時も心は

「元に戻りたい」

と必死で叫び続けているのだ

「傷を治して欲しい」と。


過去に受けた傷が癒えないままだと

何か事にあたりながら、つい引きずってしまう

そしていろいろな場面でその悪い思いの影響を受けてしまう

目の前に現れた新しいチャンスは

本当はより良い可能性で満ちているのに

それをまっさらな心で捉えることが出来ない

だから、チャンスを棒に振ったり

「どうせ失敗するんじゃないか」

「所詮、この自分が取り組むことはたいしたことがない」とか

いろいろと先に諦めてしまって

過去の経験のイメージで未来を決めつけてしまうのだ

癒えきれていない傷が、まっさらな未来を過去の色眼鏡で捉えさせてしまう。


目の前に差し出されたチャンス

いつも私たちにもたらされる明日の扉は

ほんとうは、『過去とはなんの関連もない、まっさらなキャンバス』のようなもの


そこにこれから描いていく絵は

「昨日のこと」ではなく「明日のこと」


なのに、それに気が付くことが出来ないでいる

そして、いつも「昨日と同じ絵」を描こうとしている


過去の傷を自分ひとりで癒やすことが、どうしてもできなくて

「昨日」を忘れることがどうしてもできなくて

でも、より良い未来を手にするために信じて行動したい


心にはいつもそんな相反する思いがある


こんな状態、どうしたらいいの?


そんなときは、また天使のメッセージの本を開いたり

ある数字が目に飛び込んできたりする


天使は言うのだ

「もしも恐れが手放せずにいたら、私たちに声をかけて下さい。すぐに癒やしのエネルギーを送ります」


「あなたがお願いすれば、いつでも私たちはお手伝いできます。」


「あなたがすべきことは、私たちに声をかけることだけです」


手に握りしめているものを放すように

「あらゆるしがらみを持つエネルギーから自分を自由にして下さい」と、ただ天使にお願いすればいい。

無心で。


そうやって、お任せすれば心の傷も凹みもいつのまにか癒すことができる


ただ天使にお願いすればいい


すべきことは「良くなるんだ」という自らの固い意志を持つこと


もう「昨日のステージ」へは戻らない


いつまでも慣れ親しんだ「そこに」いないで


自分の思いと天使とのチューナーが合ったときから


現実が変わり出す


心の色もいつのまにか変わってきて


まっさらな明日を「昨日の型」にはめることをやめれば

素晴らしい明日を手にすることができる


手放して、得る結果は予想以上だという


だから、いま自分をジャッジすることや昨日の自分を手放す


この方法で行こう


白いキャンバスに無心で描き始めていこう

昨日とは違う色を使って