幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

育ててもらうこと

経験したことのないしごと


やってみたいけど不安なこと


夢みてるけど無理だと怖じ気づいてしまうこと


でも、やらなければならないことを

思いきってやってみてわかったこと


何もわからなくても

ゼロからのスタートでも

準備ができていないと感じていても

不安でいっぱいでも


育ててもらう


たとえば相手をする人に


つまづいて、気がつく経験をすることに


費やした時間に


そういった1つ1つのことを経て

時間をかけて、教えてもらい

経験を積んで知りながら


人は育ててもらうのだ


この世界に育ててもらうのだ


ドキドキしたまま飛び込んだ世界


そこで出会った人たちは、教えてくれた

おぼつかない、至らない自分につきあい

寄り添ってくれた

暖かいことばと態度で応えてくれた


その経験は教えてくれた

わからなくても、出来なくても

わかるようになっていったこと

出来るようになっていったこと


経験したことがないことは、怖いからなかなか腰が上がらない


誰かと比較してしまう


そうして、一歩を踏み出せないでいる


自信がないからやるべきではないと思ってしまう


経験も自信もない自分が挑戦しても

誰かに迷惑をかけるだけ


そうやって不安と自信のなさを正当化して、安全な場所へ逃げ込む


でも世界は手招きをするのだ


その人にとって必要な経験なら

その場所に必要な人間であるなら

おのずと呼ばれていく


失敗したっていい

完璧に順序よく落ち度なくこなすことだけがすべてではないのだ


失敗しながら

出来ることを少しずつ積み上げていきながら

経験を通して

人を通して

それらを糧にして、完成させていくのだ


名人といわれる人も

その道に長けている人も

いちばん最初はゼロからのスタートだったのだ


ゼロからスタートをして積み重ねる

その過程こそが大切なこと


育ててもらうこと


この世界に育ててもらうことなのだ


何も持っていなくていい

何もわからなくてもいい

自信がゼロでもいい


その道のりのなかで

至らない自分に哀しくなっても

笑って許してあげよう


上手な、器用な誰かと比較なんかしなくていい


自分の道だから


自分で選び、神様に認められた道であるならば

間違いなど最初からないのだから


すべて、育ててもらっているのだから


振り返ってみればわかる


こわがらなくても良かった


ちゃんと出来るようになれた


育ててもらったのだ、と。


神様と天使が笑っている


わたしも笑顔になった