幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

自分を見つめて

振り返ってみる

これまでのこと


ときどき、深い虚しさに包まれてしまうのだ


この虚しさはどこから来るのか

心の声を丁寧に聴いてみる


これまでのことを振り返ってみれば

理由が明らかになるかもしれない


自分のことをちっぽけでつまらない人間だと何度も思ってきた

いまも、何かの折りにそう感じる

誰かと比較してるときは常に


友や年下の後輩はどんどん着実に自分の人生を歩み、豊かさをものにしているのを見ながら

自分にはない、その逞しさが羨ましかった


その逞しさ、勇気が自分には持てなかった


置いていかれたような気持ち


いつも追い抜かれていく


恐れに取り付かれ、行動に移せずにいる

誰かのように豊かさを受け取れないでいることが哀しくなって

現実逃避したくなるのだ


ほんとうの、なりたい自分はこんなものじゃない


今の自分は仮の自分であって、ほんとうは…と現実逃避する

素の自分に向き合いたくない

〇〇が悪い

〇〇のせい、と環境や自分の持って生まれた過敏な性格を嘆いた


友のように、他人のように

、現実にうまく適応していけていない

前向きになれていない

心をうまく舵取れない

過敏な心をもて余す


厳しい浮き沈みの激しい、この現実社会を

渡り歩けていない

自立できていない


理想どおりの人生の駒を進めずに、ずっと立ち止まったまま

何がしたいのか

何に向かっていけばいいのか

何を拠り所にすればいいのか


自分の弱さを心底嫌った


暗く重々しい気持ちを引きずりながら

どうしてこんなに足がすくんで、何もできないでいるのだろうと嘆く


自分の心が自分のものじゃないような気がしてくる


だから、人付き合いも遠ざけた


歳を重ねていくのに、着実な歩みを進めないでいる自分が許せなかった

胸をはって、自信をもって、心を開いて人と付き合えなかった

すべてにおいて、「負け組」だと感じるのが悔しくて

とことん、自分を恥じた


ありのままの自分を認めて、誰かに心を開くことなんてできなかった


弱さを誰かにさらけ出せなかった


誰がこんな情けない自分に同情してくれるだろう。


誰がわかってくれるだろう


こんな自分から逃げたい…


懐かしい学生時代の友とも疎遠になっていた

胸をはれない進歩のない自分を恥じていたから


ほんとうは、会っていろいろ語り合いたいのに

旧交を暖めたいのに

淋しいのに

頑なに殻に閉じこもった


自信のなさから、どんどん、自分を孤立させていた


自分が嫌いだから、周りともうまくやれなかった


誰かとちょっとしたきっかけで衝突を繰り返した

いつも感情的に不安定で揺れていた


自分を許せないから、誰かも許せなかったのだろう


強く、ぶれない自分が欲しかった


これまでを振り返る


数々の恐れの感情に振り回され続けてばかりいた


いま、この様々な「恐れ」と決別したい


それが、自分のテーマなのかもしれない


『恐れを手放すこと』


恐れなくてもいいということを知ること


決別したい


振り回されてきたものと


そして


この自分だって

友のように

誰かのように

豊かさを手にするのだ


堂々として

胸をはって

自分を誇りたい


これから

手にしていくのだ


天使の力を借りながら

新しい方法で


もう、自分を恥じたりしたくない

もう、そんなこと、おわりにしたい


自分を肯定したい


ありのままで


愛したい

自分のことを

誰かを

心から、自然に


他の誰かがやっているように


自分であることを

心から誇りに思いたい


そして

『この自分で良かった』と心から思いたい