幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

恋しい人を思って

人恋しくなるとここへ来て美しい景色を眺めた


その人に思いを馳せながら


その人がいま、ここにいたのなら

すべてが満たされるのに、と思いながら


そのとき思った、その人への切なく悲しい思いは、いまは色褪せて

そんなに心を焦がしたこともあったのだと懐かしく振り返る


一つの出会い


いくつもの心に響く出会いを経験しながら

心が成長していくのだろう


心は変わる


どんなに、変われないと思っていても


心は変わるのだ


今を生きていくために


過ぎ去ったものにすがるような

苦しい生き方をやめて

もっと素晴らしいものが

目の前に訪れるのだという現実を知るために


心は変わる


心を変えるのだ


『わたしは強い人間だ』


自分自身をそう思うように天使が伝えてくる


奨めてくる


私がいま、恋しい人は誰だろう

いま会うことのできないその人が、いまどこでどうしているのかを思って

少し、寂しくなる


でも、もう切ない、悲しい思いはしない


したくはない


わたしは強く逞しい人間だ


そう言い聞かせる


悲しみではなく、喜びを選ぶ


明るさを選ぶ


誰かを思って

悲しさだけが募り

前へ進むエネルギーを奪うのだとしたら

その気持ちは健やかとはいえない


その気持ちにしがみいていても

プラスにはならない


しがみついていたくても

それは違うのだと感じる


いま、ここで

あの頃とは違い

安らぎと希望に満ちた毎日を手に入れるのだということを確信しながら

日々を送っていきたい


心が、寂しさや悲しさに行かないように

自分自身を舵取る


地に足をつけて


周りを信頼しながら


希望を持つから


明るい未来は訪れる