幸せへの扉

繰り返し目にする数字パターン。これはいったい何を意味するのだろう。それが自分を導くエンジェルナンバーの存在に気づくきっかけだった。
その数字の意味を調べはじめたら、それは全てが今の自分へのメッセージだった。天使は少し前を歩きながら、道を示す。迷いそうになったら諭し、寂しくなったら愛のこもった言葉で励ます。始めからずっとそばにいてくれたのだ。すべての人のそばに。

自分を無条件に愛する

ふとしたときに空しくなる

なぜなのか

心にすきま風が吹くのだ


なぜなんだろう


こんなふうに

空虚な気持ちに包まれることは何度もあった

何かを見失ったとき

心の拠り所としていたものが離れていったとき

愛するひと

愛するもの

それらが手からこぼれ落ちる喪失感、虚無感


どうしてそんな気持ちに捕まってしまうのだろう


それは、自分の外に愛を探すからなのだろう


自分自身を愛で満たすことができないから

誰かに、何かに頼る

そしてそれらを失いそうになると空しさに包まれるのだ

つまらない自分自身を支える他のなにか、誰かを探して

見失いそうになるたびに

空しさに包まれて動けない


他のなにかに頼らなければ、本当に自分はつまらない人間なのか?


答えはNoだ


『自分を無条件に愛してごらんなさい』

天使の言葉だ


『いつもどんなモノサシで自分をはかっているの?』


〇〇でないから、自分はだめだ

〇〇を持っていないから、自分はつまらない


『そんなモノサシで自分を見ていませんか?』


『自分を無条件に愛するんですよ』

『あなたがあなた自身をどう思おうと無条件に愛する、それが神様や私たち天使の愛なんです』


それと同じことが

自分の持っているものを数えること


足りていないものばかり見つめているから、空しくなる

自分を卑下してしまう


自分が何かを持っていても持っていなくても、そんなこと関係ない

言葉通り、無条件に愛することが本当の愛の形なのかもしれない


鏡を見て

あるいは静かに目を閉じて

自分の心に「愛してるよ」と投げかけてみる


毎日、頑張って

生きている自分を認め、褒め称えてみないか?


自分の力を褒め称える

自分の持っているもの

いま、自分に与えられているものを見つめ、数えて、感謝の心を送る


ほら、こんなにいろいろ持っているじゃないか

こんなにいろいろ出来るじゃないか

こんなにいろいろ支えられているじゃないか


忘れていた何かを取り戻す


そんなふうに舵取りを変えてみよう


『そんなに自分自身を見くびらないで』


『ここに生きる全てのひとが、今よりもっと輝く力を秘めた愛すべき存在なのですよ』


そうだ、輝く力を秘めているのだ


それを無条件で信じたときに

希望が生まれる

創造し、前へ進む力がみなぎる


自分自身をつまらないと判断するモノサシは

もう要らない


力強く、そして楽しく生きていくために

そんなモノサシはもう要らない


そんなモノサシは自分の力を削いでしまうだけだ


自分をいわゆる外見や持ち物、物質的なもので判断せずに

本来の自分、つまり自分の心が、思いが、いかにいろいろなものを創造していく力を秘めているかを信じて

自分を、誇らしく思おう


舵の方角が変われば

あとは豊かさの道へと一直線

さらなる高みに向かっていけるのだ